意を決して2年ぶりの人間ドックへ。
身長と体重を測る機器の進化にビックリした。靴脱いで乗ったと思ったら、自動で上からスルスル〜ッと降りてきて、ポンっと軽く頭に触れて数字が点滅。あら、今ので体重も分かったのね?!早っ!ものの10秒もかからなかった
基本の検診は、ストレスも無くさくさく進んだ。さくさく進んで、恐れていた検査にあっという間に到達。
まずはマンモグラフィー。初めてでは無い・・・無いけど本気で「痛い〜!」と訴えずにはおられなかった(涙目)・・・て書いたら、これからマンモ受ける人に良くないので、5秒ぐらいの我慢が4回!とフォローしておこう。ちなみに豊胸手術をしている人は受けれない、とマンモ部屋に貼り紙があった。
続いて胃カメラ。予約した火曜日が、バリウム検査をやっていなくて胃カメラonlyだった。これも初めてでは無いが、昔過ぎて覚えてない。二度と嫌だ!と思ったのは確か。希望者には別料金で、鎮静剤の点滴をしてくれる。それに飛び付きたかったが、終わってから1時間は病院で休まないといけないとか、その日は眠くなるので安静にするようにとか聞いて、夜にレッスンを控えている私は躊躇していた。
生徒さんで「私も胃カメラやりましたけど、全然大丈夫でしたよー」と言ってくれる人が居て、勇気づけられた私は丸腰で望む決心をした。
待合室で、先に呼ばれた女性が、鎮静剤を選んだと知って動揺したが、自分は強気でいかなきゃ!と言い聞かせた。ドキドキ・・・上手な技師にあたったらいいなぁ。あ、やって来た若い兄ちゃん、あの人が操作するのか?冴えない感じ・・・不安が募る。
看護師さんから渡された、喉の麻酔の液体を、吐き気を堪えて飲み込んだ。胃カメラは初めてかと聞かれて、そうじゃない旨伝えたのに、「そう、初めてでしたら・・・」と初めて前提の説明が続けられるではないか
・・・か、看護師さんがテンパらないでくれ〜ぃ!プロらしい態度とってくれなきゃ不安が増すやん〜。
変わって先程の冴えない兄ちゃんに誘導される。言われるまま横になって、指に血圧のクリップを付けられ、マウスピースを噛まされ、看護師さんに胃の痙攣を抑える注射をされ・・・ひぇー
兄ちゃんはただ甲斐甲斐しくお世話をしてくれる人で、気付いたら目の前に医師が立っていたっ・・・その手には、スタジオで使用しているマイクのケーブルと同じかっ?!て位の太さのカメラ付きケーブルがっ
・・・ひぃ〜!!無理無理無理ー!
結論から言うと、喉さえ通り抜ければ大丈夫だったんだけど、私があまりにゲボゲボやるので、いったんやり直しになった(超涙目)。思い返せば、初めての胃カメラの時よりずっと上手な医師だった。でもその時は堪えるのに必死
「息は鼻から吸ってー」と言われても、口が閉じれないから上手くいかない。なんとも言えない不快感の中、ずっと背中をさすって安心させようとしてくれている兄ちゃんの気配が、冴えないどころか神々しく思えた。心底、尊い仕事やと思った。あのフォローが無いと、私には胃カメラ耐えられぬ。
終わってから「ピロリ菌居なかった」と説明してくれた医師より、兄ちゃんの方に感謝の気持ちが湧いた位だ。こう書くと、これから胃カメラを飲む人を怖がらせてしまうので、先に書いた生徒さんのように楽勝な人も居る、と付け加えておこう。
採血をしたせいだか、なんだか眠くて熱っぽかったけど、夜のクラスは何とかいつも通りに動けた・・・長〜い1日だった。
↑無印カフェで遅めのお昼ご飯。血を作ろうと思って、レバーの芥子マヨ和えをチョイス。カボチャのカレーグラタンと干し野菜のサラダ。普通にガッツリ食べれたのは、鎮静剤無しで頑張った甲斐があったのかな?