フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

病院通いが始まった

2015-07-25 | 日記
父の精密検査が始まった。付き添いの便を考えて、大阪の病院を紹介してもらった。長年、名張から大阪へ通勤していた人なので、移動には問題ないが、困ったことに約束の時間より随分早く来る。私が家を出ようか、て時に「着いた」と電話してくる。前もって電車の時間を伝えても、乗る前に電話して~と懇願しても、父は右から左へ聞き流すだけ。どうやら、起きた時間に身支度して出掛ける、というスタンスらしい。本人曰く「遅れるよりいいやろ?」
お陰で私は、待ち合わせ場所まで走り続け、ただでさえ長い病院での待ち時間が、更に長ーくなるという目に遭っている。

既に何枚も問診票を記入している。病歴や常備薬、タバコやお酒の習慣、さっきも書いたよね?というような内容ばかり。
父は意外に面倒がらずに、自分で書き込んでくれるのだが、あんなに忘れっぽいのに、薬の複雑な名前や、ナンチャラカンチャラ言う病名がスラスラ出てくるのには驚きだ。そしてお酒の量の欄になると、わざわざ欄外に
「酒は強く、顔に出ない」
と書き込む意味がわからん

「今日も違うところばっか診て、喉の治療は何もしてくれへんかった」と不信がる父。だから治療を受ける為の全身検査だってばー!
喉を手術したら、またカラオケで声が出るようになると信じて疑わない、楽天的なところが救いだ。


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DNA

2015-07-21 | 日記
書き留めておきたい事が、次から次へと出てくるが、日々の用事と考え事に追われ、文章にするに至らず。。。
まぁ、どれも取るに足らない内容である
例えば、自分の眉間のシワ。随分前から気にしているが、気にしたところで阻止できない自然老化現象。
しかし、自分の子供時代の写真を見た時に気がついた!!
私・・・子供の時から眉間が険しいやん!!

2歳ぐらいやろか?父の眉間と同じ骨格。
なーんだ、もとからシワが寄るタイプなのだ。有難くないDNA。
この先、ソレアを踊る度に、より深くなりそうで怖い

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喋り倒した女子旅

2015-07-14 | 日記
伊豆長岡の修善寺を散策。



友人達。


自撮り棒ならぬ、広角レンズ?を持参した(←娘に借りたらしい)友による、ナイスな1枚。

わーい、若者みたいな行動



広角レンズ大活躍



世界遺産 韮山反射炉にて。

入社した時は「新人類!」と呼ばれていた私達も、今や「老眼がキツくて本が読まれへんー」的な話題で共感し合うオバちゃんになった。
初めての海外旅行も、初めてのフランス料理も、彼女達と経験したのであった。
あまりに若くて純粋で浅はかな時代を一緒に過ごしたので、いまさらカッコつけようがない!
とにかく、子育て時期で遥かに遅れをとっている私には、彼女達が百戦錬磨のかーちゃん!に思えた。いや実際、話聞いて尊敬ー。

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嵐の前

2015-07-12 | 日記
昨年からブームのようになっている、一泊二日の同窓会旅行。
今日は、新卒で入社した会社の同期達と。この話が出始めた2月頃、先延ばしにするとヤバイな?と薄々予感した。旅行日が近付くにつれ、高齢の名張の父の事が気になり始め・・・そしたら水曜、病院から電話がかかってきた。
「今、お父様が見えられてますが、腫瘍が見つかったのでご家族の方に連絡をとらせて頂きました」
あ、やっぱり今なんや!と思った。
とりあえず紹介状を頂いて、大きい病院の予約をとった。
旅行から帰ったら忙しくなる。
何年前だったか?・・・手術の付き添いでリハーサルに行けず、本番当日に危篤の知らせが入った事があった。踊りながら涙が溢れてきた。
5年前の名張の発表会の時も、病院に泊まり込んでそのままレッスンに行く日々が続き、死にそうにシンドかった。
その後、父はすごい生命力で寿命を更新し、ここ数年は、老いらくの恋やら麻雀やら(笑)を謳歌する人生。
しかし最近になって、言動その他から私は胸騒ぎがしていた。

病院から電話をもらう数日前、私は大阪ROSAクラスの11月ライブの段取りをした。腫瘍が見つかった後だったら、ライブをする気力が持てなかったかもしれない。だから、このタイミングで決めておいて良かったと思う!
さあ、今日明日は先の事を忘れて気楽にいこー。
待ち合わせの大阪駅にて、コーヒーをすする。



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頑張ったわぁー

2015-07-05 | 日記
スタジオ・ヴェルデさんで開催されたロシオ・ロメーロのクルシージョを3日間受けてきた。
以前DVDで彼女を観た時はあまりピンと来なかったが、生で観るマルカールは予想以上に素敵だった!!あぁ、そんな風に踊れたら
張り切ってロマンセとカンティーニャスconバタの2クラスを受講した。
ロマンセは初めて
ラ・トナーが台詞を挟みつつ踊るロマンセが好きだった(←ビデオ時代)のだが、そんなん習う機会は全く無く、普通に踊ってる人も観たことがない。
あの古い映像に釘付けになっていたのは何年前??時を経すぎて震えるやんー!
そんな個人の淡〜い感傷をぶった切るがごとくロシオのロマンセは難しかった。
ゆったり重厚なマルカールの合間にちょこちょこ挟んでくる足。跳んでプランタとか、やり慣れないなぁ。それでも初日はまだ楽しーって感じだった。
2日目、びっくりするくらいレマーテが出来なくて衝撃 身体の中に入ってこないのだ。
ロシオ号令「ウン・ドー・トレー、イー!」足「タリタタンタンターパパパパー」・・・パソの反復練習。よくやるレッスン法だけど、複雑なレマーテの一部分だけを取り出してやるから、相当集中しないと、ウン・ドー・トレーの号令の時点で、私の中でコンパス不明となる??
その上、足運びを右から左へ忘れてしまうアホな脳が憎いよぅ。
振付がとれない生徒さんって、こういう辛い気持ちなのかなあーと思った。
クラス時間内に理解できぬまま2日目終了
さて、ここで諦めきれない性格の私。わからないまま、ってのが気持ち悪い。コンパスだけでもクリアにして翌日に備えようと、録音を頼りに記憶と薄い残像を掘り起こした。
やるとやらざるとでは大違い。なんとか3日目は取り戻し、終わった時はなんとも言えぬ充足感~。野原に駆け出して「 頑張ったよぅ、私!」と叫びたい気分だった。
やれやれ・・・初めてロマンセは、かなり消耗の巻だった。
というわけで、長くなったからバタの感想は省いて写真だけ。



バタを踊るには「いっぱいテクニカをやりなさいよー」って。
久々のクルシージョだったけど、ガツーンとやられにいくのは、ええもんやね。
主催者に感謝であります!

ロマンセはこんな唄↓ソレア・ポル・ブレリアのコンパス。
Antonio Mairena-Romance-1956

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