
もう1年以上前になるが、セビージャの街中で、地図の文字が小さすぎて読めない事に愕然とした。(もちろん昔は読めた)
劇場に移動したいのに、どんどん日が暮れてきて、街灯の下に行って目を凝らすも、通りの名前が判読できない

老眼を自覚し始めたのはこの時から。
それからずっと今まで、特に対策しなくてもどうにか暮らせてきたのであるが、最近はiPhoneを見るのがやたら辛くなった。そこで、コンタクトレンズの買い替えの時期でもあるし、老眼鏡を作るにしても、一度診察してもらうべく重い腰を上げた。
今まで同年代の友人から、老眼鏡やら遠近両用メガネやらの話は聞きかじっていたが、医師から提案されたのは意外な方法だった。
その人の生活パターンに一番合ったコンタクトレンズを選ぶという事。つまり、遠くまでハッキリ見たいか、手元を見たいかを選択して、その上で近視用か遠視用のメガネで補う方法。
そっか・・・もともと近視の私は、コンタクトレンズの度数を落とせば、手元が見えるようになるのだ。そうすると老眼鏡の必要はない。
うむむむ・・・iPhoneが見やすくなったら嬉しいが、遠くの景色とかボヤけちゃうのかなぁ???
とりあえず3種類の使い捨てレンズを、3日ずつ試させてもらう事になった。(←この実験にワクワクした私

)
1つ目・・・劇的に手元が見えて舞い上がった

そして見えないものを無理に見ようとするのは疲れを招くだけだったと気付く。ルンルンルーン

が!駅のホームで行き先表示が見えないことに気付き・・・ショボボーン

2つ目・・・あきらかに1つ目より手元が見えにくい。かと言って遠くも見やすい、ってほどではない

3つ目・・・高島屋ライブの日だった。更に手元が見えなくて、メイクし辛い。しかし歌ってる最中、観客の顔がハッキリ見えた

これは見えない方が集中できるかも?
という実験結果で、私は1つ目を選択することにした。遠くのもんは、近くまで行って見ればいいや!と思ったのである。
今までどおり、ハードコンタクトを1つ目のタイプにして、観劇用に、3つ目の使い捨てレンズを購入しておく。わーお、これで完璧ちゃう?

メガネ持ち歩かんでいいやん。
自分の生活パターンにはベストな選択だと思うが、視力が0.8程度なので、道行く人の顔とか看板とかよく見えない。
車運転する人には向かない選択やなー。
でもこれで、セビージャで地図が読めるなぁ(←行きたいなぁ)。
でも、地図の後に劇場行くとなると???近視用のメガネが要るやんー