フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

セビージャ9日目 日曜

2016-10-02 | スペイン2016
久々にゆっくり眠れた。
今朝は、同じピソのドイツ人の女性が帰る日。大柄な方なので、4階(日本で言うところの5階)から狭いエレベーターに、スーツケースだけ乗せて、本人は階段を降りて行った。キッチンで出会う事も全く無かったし、会話ゼロだったなぁ。


アラメダ公園周辺を散歩して、今夜の劇場の場所を確認。近くてホッとする。昨夜のロス・ガジョスの帰りも、バスはないわー、空のtaxiは来ないわー、で散々歩いたのである。


アンチョビとクリームチーズとトマトのモンタディート。2.1ユーロ。
そしてキッチンが使える時間にカレーを作って食べた。


今日でビエナルはお終い。マエストランサ劇場で豪華なのがやっているが、私が選んだのはアラメダ劇場の人魚姫。ファミリーで楽しめるフラメンコ・ミュージカルと言えばいいだろうか。これがなかなかどうして、面白かったのである!


幕が開くと、海の王様役のトロンボが杖を持って中央に鎮座。大勢の子供達が、キレッキレのセビジャーナスを踊る。幼稚園児ぐらいの小さい子もキレッキレで巧い!びっくり目を見張った。海の中の設定なので、泡に見立てたシャボン玉が飛び、後ろのスクリーンでは魚が泳いでいる。豪華絢爛なセビジャーナスが終わると、子供達は泳ぎながら袖にはけて行った。
王子役はファン・ホセ・ビジャール。めっちゃハマリ役!それに恋する人魚姫は、ウエストサイド物語を思わせるような台詞とカンテで聴かせる。姫を呪う悪役にマヌエラ・リオス。高笑いをしたり唄ったり、激しく怖いバイレで、観ている子供が泣き出すほどハマリ役
セビージャだから出来るフラメンコ劇。それも、子供向けなのに本物。次世代に受け継がれていく層の厚さを感じた。


甘い物が食べたくなって、帰りにケーキ屋さんで買ったタルト。1.4ユーロ。
やっとblogが追いついたわ〜 レッスン休みにして来ているのだから、ちゃんと報告しようと思ってiPhoneに向かっている・・・明日からも頑張れるかな

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セビージャ8日目 土曜

2016-10-02 | スペイン2016
朝、セニョーラが「さあ!洗濯するわよ!」て感じで部屋にやって来た。昨日見つけたコインランドリーの話をしたら、何言ってんのよ!って感じで、服だけでなく、シーツも枕カバーも何もかも剥ぎ取って行く。ドラム式の洗濯機に手を突っ込んで、「ほら、まだこんなに空いてるでしょ?」って。どうやら昨日は、私の洗濯物が少ないから、いっぱいに溜まってからじゃないと水が勿体無い、と言っていたようだ。そうだったのかぁ!

お昼にベレン・マジャの、ビエナル主催の無料のショーがあるので、ピソから近いサンタ・クララに向かった。オルガ・ペルセの時と同じようにのんびり考えていたら、もう入場券が無くなったから入れないと言う。1時間前から少しだけ配ったが、その前から既に満席の状態たったとか。なーんだ!会場の状態からして、満席なんてあり得ないんだけどな・・・?粘ってたら入れるかもしれない!と残る人を尻目に、すたこら退散。

エル・コルテの前で、前回お世話になったホストと待ち合わせ。車で郊外のトマーレス地区に連れて行ってもらえた。




カニのポテサラ。鰯、イカのフライ。頰肉の煮込み。
それにしてもセビージャは暑い 周りの女性達はキャミソールのような、肌もあらわな服装が目立つ。そしてその格好が、こちらではしっくりくる。そういうの着たくなってきちゃった
その後、お宅にお邪魔して、冷えたハーブティーを頂きながらゆっくりお喋り。ウチと同じ歳の息子の事など・・・。部屋にこもってパソコンでゲームに夢中なとこ、お昼ご飯に付いてこない、自分でラーメン作って食べる・・・国が違っても、ウザそうに返事する感じとか、行動パターンがウチとそっくりだ。今時の、思春期の男の子にあるあるな過程ということか?



前回使わせて頂いたお部屋。

いったん帰宅して、洗濯物取り込んでシャワー。
帰国前夜となったJちゃんとロス・ガジョスへ。
待ち合わせしたカテドラル前の広場は、新郎新婦の記念写真撮影のメッカのよう。

サンタ・クルス街でタパる。

ポテサラと、またまた頰肉・・・美味しいわー。

ロス・ガジョスでは、バイレに名前を知らない若くて巧い女性2人と、ぺぺ・トーレスとラファエル・カンパージョ。ペペとラファエルの見た目が違いすぎて(顔の大きさや太さ)同じ人類とは思えない!
劇場公演続きだったので、飾り気のないフラメンコにホッとしたのであった。




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