ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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プチトマトの嘆き ~ミーマイ・レポ その3~

2006-06-20 19:24:07 | 舞台関係
やっとこさ、二幕に突入です。
ミーマイはかなりテンションが上がるので、幕間のテンションもかなり異常かも(←それは極限られた人だけかもよ?)


■ヘアフォード邸のチッチキチー■
なんだか、小鳥の鳴き声のような可愛い歌。「熱いアイツがやってきた」この歌すご~く好き~♪子供役のゆりゆりが噴水で戯れてるのも可愛いし、その跳ねた水を帽子(?)でふき取ってご夫人の座るところを確保する水色の衣装の大須賀さんも素敵。
そしてわれらがのぼさんはタップで見せてくれますね♪寝転んでタップ踏むのって難しそうに見えるんですが、どうなんでしょうね?
クリケットに興じるジャッキーも可愛いし、仕返しがしたいのにできないジェラルドも可愛い(笑)

■スマイル・スマイル・スマイル■
白に水色の衣装で、籐の鞄を持って登場するサリー。
マリアにビルと別れるように再度言われる。そんなマリアにサリーは解っていると答え、ジョン卿は納得がいかない。ジョンはお貴族様ではあるけれど、愛する者が引き裂かれる辛さを知っているようである。
中庭でまどろんでいたジャスパー卿が、涙ぐむサリーに気付く。なんで耳の遠い人って、聞いて欲しい声は聞こえずに、こっそりしている事は聞き分けるんだよね。不思議
「泣いているのかぃ?」と聞くジャスパー卿は優しい雰囲気がある。「泣いてないよ、笑っているのよ」と答えるサリーも優しい微笑み。
ぐっと顎を引いて、前を見て。サリーはお勉強は出来ないかもしれないけれど、生き方を知っているんだよね。
辛い時程、スマイル・スマイル・スマイル。。。
真っ赤でひらひら躍動的だったサリーの衣装が、水色と白のタイトな落ち着いたものになったのと同じで、サリーの心も微笑みながら静かに沈んでいっている。

■書斎のトマト■
赤いマントを羽織り、最初で最後の演説の練習をするビル。ビルはサリーと生きることを決め、ヘアフォードの当主から降りる決意をしている。無邪気なビルの表情には、考えが入る込む余地はない。サリーと一緒じゃないなんてビルにはありえないのだ。
サリーと一緒しかありえないビルと、ビルの将来が大切だったサリー。ビルも引かない、サリーも引かない。
サリーの決意を知ったビルがしぼんで行く。まるでプチトマトのよう。つやつやのトマトがしぼんで行くみたい。ビルはマリアに直訴に飛び出す。それでもサリーは立ち去って行く。
王様は孤独。

■ヘアフォードのご先祖様■
書斎には、歴々のご先祖様の肖像画が飾られている。
血筋のナンタルカを切々と語るマリア。そのマリアの言葉に反応するヘアフォードの祖先の魂。額縁からでてくるヘアフォード家の魂たち。
紫に目ン玉デザインのご先祖は何だかアイーダを思い出させるし、イギリスかな~?って衣装のご先祖もいる。きっとフック船長希望でしょ?ってご先祖もいたな。のぼさんもご先祖のお一人でする。ジャンヌダルクと戦ったリチャード・ヘアフォード。
黒っぽいウエービーなロングヘアーに白いレースの胸飾りとお袖。黒のベルベットの上着には金や赤の飾りがわんさか。お帽子だってなんか、筒状っぽいのでかっちょいぃ~ オイラはここののぼさんが一番すきです でもね、歩き方は・・・ヘンってか、大変そう(笑)
大須賀さんもご先祖様なんだけど、華美なのぼさん・リチャード・ご先祖と違い、年代の下った感じの結構地味目のご先祖。金髪(?)のボブくらいの長さの髪で、ちょっとホームズに出てきそう。歩き方はやっぱり変で、機関車トーマスみたいな感じでございました。
ご先祖シーンは豪華かつ、厳粛で大好きですね。ってか、みんな好きでしょう




・・・おかしい・・・二幕は一幕より短いはずなのに・・・
こうして、二幕のレポもその4に続くのであった。

じぇ~~~んとるめんにはなれない。 ~ミーマイ・レポ その2~

2006-06-20 02:25:19 | 舞台関係
1幕も終ってないのに、この長さ・・・ミーマイ・レポ その2 行きまっす


■じぇ~んとるめんにはなれないよ■
何が好きって、このシーンはかなり好きなシーンです。厨房での執事・家令・メイド・コック・お手伝いさん等等等・・・が嘆くシーン。
厨房のいろーんなものを使って音を出す。これって、美女と野獣のパブシーンやクレイジー・フォー.ユーのデッドロックシーンみたい。ごっつい楽しいの。生活音(ちょっと強調されてるけどね)が舞台を作り上げていて、軽快なんだも~ん♪
このシーンは4方向を観なければイケナイので大忙し。
先ず、上手のキッチン台で調理をするゆりゆりでしょ。次にゆりゆりの斜後ろ当たりでムッツリ立っている召使横田さん。ビルにビールのチューをされるとも知らずに・・・。そして中央下手よりに立っているメイドの法子さん。メイド姿も可愛いの~ってか、凛々しいの~♪最後にその法子さんの少し前に立つ家令の大須賀さん
この大須賀さんが素敵すぎて持って行かれます。特に黒い衣装が似合い過ぎ。髪を撫で付ける手の動きもステキ。そして何よりガッと大口開いて目を見開いて決めポーズ(?)をするのと「じぇ~んとるめん」と言う時の切な気なお顔とのギャップ・・・このシーン途中から大須賀さんから目が放せないんだよね
最後、下手に捌けて行く時も、メイドやコックがみんな捌けてから最後に出て行くの。その後ろ姿のシルエットがまた素敵

■ステキなおみ足■
ジャッキーが「できるはず」とビルに言い寄るシーン。純名さんのおみ足から目が放せません。チラチラ見える青い下着の白いフリルにも気が行くし(←完全なオヤジ状態)
そんな現場に突っ込んで来た、サリーとジェラルド・・・足の力が抜けまくるジェラルドは、舞台の奥の方に行っても尚、ガックンと何度もなってましたね。細かい!ぐるっと回廊(?)を回って書斎の奥の窓の所に来てもまだガックンしてた。頑張れ、ジェラルド、君にはピンクが似合うから(←意味はない)

■サリーの変化■
情熱のサリーの衣装に少しの変化。赤い元気なチェックに白いジャケットを羽織っている。
ビルが好き。もしもハートを取られたら、果てない迷路を迷う・・・
サリーの心の変化が徐々に現れて来る。
チョイ切ない。

■決意のランベス・ウォーク■
ビルのヘアフォード当主としてのお披露目パーティ
ウォルフレッド卿としてのぼさん登場。かっちょいぃ~ やはり黒の衣装ってカッコイイよね。
沢山のお貴族様の中に、ランベスの仲間を引き連れてサリーがやって来る。サリーの決意のランベス・ウォークである。
初めは、ギョッとして、次に軽蔑の眼差しを向ける貴族達。もちろん、のぼさんも大須賀さんも偉い恐い顔でサリー達を睨んでます。でもね、人間『楽しい』には逆らえないのである。徐々にランベスのステップに乗せられて行くお貴族様達。阿部さんバターズビー卿とぶつかったりするのぼさんウォルフレッド卿。二人で、ごめんごめんをシテイルのは微笑ましい(笑)
しかーし中央でスプーンを渡され乗せられて行く大須賀さんが・・・可愛い~
どんどん乗せられて行くお客達。会場全員を巻き込んで、ランベス・ウォークが鳴り響く 
このランベスの仲間の中に法さん発見♪素敵すぎ~


こうして、やっとこさ、一幕が終了~~~~。
大興奮の二幕はまた後ほど・・・