オイラの好きなミノばあちゃんの調子が良くないらしい。
片目は既にほとんど見えない。
なのに、もう片方の目も目ヤニが出ていて、見えなくなって来ているって。
野生において、「目が見えなくなる」というのは致命的だ。
見えないというのは、動けないと言うこと。
見えないということは、食べれないと言うこと。
それは直接『死』を意味する。
今はまだ、群れについていっているらしいけれど、山に帰れなくなってしまったら・・・
最長老のミノばあちゃん。
オイラが一番初めに顔の識別が出来るようになった、ミノばあちゃん。
大好きだよと言いながら、
お芝居だー
旅行だー
と言って、ぜんぜん行くことのなかったお山。
写真のミノばあちゃんは、2005年の11月末に写したもの。
明日、逢いに行こう。