『道具置合 天然宗左口授』を読む92 2014年06月03日 | 茶書を読む 水 長盆 棗 長板にて、茶カフキを不白が作意にて、図の様に柄杓蓋置きを取り、盆を飾って点前をした事がありました。 決まった事ではありませんが、趣があり好ましいので、書き足して置きます。
『道具置合 天然宗左口授』を読む91 2014年06月03日 | 茶書を読む 一、 棚類は、四畳半より上の座敷に用います。 また、三畳でも敷き込み釣り棚のない時等は、風炉の時小棚の分は置く事もあります。 覚々斎はそのようになされましたが、天然宗匠はあまり好まれませんでした。 以上
『道具置合 天然宗左口授』を読む90 2014年06月03日 | 茶書を読む 三が日、〆飾りを張って飾る事は、私共でもする事です。 一、 仕方は、〆縄へ常の様にうらじろ等を飾り、䑓子天井へ張り廻し、前へ下がった藁を両方へ分けて、結わえます。 常の様に茶を点てます。 外の座敷へ棚置事
『道具置合 天然宗左口授』を読む89 2014年06月03日 | 茶書を読む 同中立之時柄杓 一、 中立ちの時に飾ってある柄杓を水にて湿らして、また飾っておく。 客がそのまま居る時は、そのようにしなくてもかまいません。 重い手前の時は、極力濡らします。 同〆飾りの事 一、 四本柱の䑓子で、正月元日より
『道具置合 天然宗左口授』を読む85 2014年06月03日 | 茶書を読む 同袋の事 水 風炉 長板で、茶入れの袋が小さい時は、図の様に置いてもよろしい。 大きな袋で、釘もない時は、建水の先へ置きます。 また襖の外へ出してもよろしい。 建水の先へ置いた時は、茶碗片付けた時、建水の下へ袋を置けばよい。