智慧子のブログ

詩のある暮らし

夕暮れ時

2022-11-02 17:40:37 | 日記
檜扇の実の中から現れた「黒い種」。

居明かして君をば待たむぬばたまの
             わが黒髪に霜はふるとも
万葉より。枕詞の「ぬばたまの」は、檜扇の黒い種の
こと。






菊と小菊。







南南東の空に月齢7.9の夕月。まるで茹で卵を剥いた
ような、穏やかな月です。夕食前なので、そのように
観えたのかも。






十一月の開幕

2022-11-01 17:29:54 | 日記
私の秋は終わりました。
第36回新潟日報文学賞は入選ならず。9月1日締め切り
で二編の詩(決まり事)を応募していましたが、選外
佳作にも入らず「ほかに」に残るという結果でした。
暑い八月の詩作で気力だけで頑張り、三編同時進行で
取り組み、そこで生まれた「しゃぼんだまと私」が
9月の日報読者文芸に載ったことは幸いでした。
詩は私の中から生まれる私です。




季語の「小鳥来る」と「石蕗の花」。