英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

チコ吉は、まみ吉を追いかけていきました。

2016-12-31 | ネコ話(動物)
31日の19時50分、チコ吉は、まみ吉を追いかけていってしまった。
家族たちがそれぞれの家に帰って、静かになった家の中から。


この2日間、だんだん体温が下がる体を、夫と懸命に温めていた。

1日でも長生きをしてほしかったから、2匹とも年を越せますように、と祈っていた。

けれど、あんまり無理に長生きをさせても可哀想だ、という気持ちもどこかにあったことは確かなのだ。

後悔と自責。

自然の摂理だと理解していても、きちんと事実を飲み込めない。



年の瀬の、本当に押し詰まったこの時期に、このようなご報告をすることになって、申し訳なく思います。
ここに書くことで、自分の気持ちを整理していました。
ここを通じて、たくさんの応援と励ましをいただきました。

ありがとうございました。

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薄氷を踏むような一夜が明けた。

2016-12-31 | ネコ話(動物)
薄氷を踏むような一夜が明けた。

30日は、何もできず、ほぼ1日チコ吉を抱いて過ごした。
けれど、夜には、久しぶりに集まった家族との大切な予定がある。
「待っててね」と声をかけて、3時間ほど家を空けた。

戻ってきたとき、チコ吉は規則正しい寝息をたてていた。
安堵した。
ごめんね、留守にして。


栗吉が、チコ吉を舐めて、毛づくろいをしている。
おまえにも分かるのかい?




チコ吉は、自分ではもう全く体を動かせない。
抱き上げても、全身が伸びきって、首も垂れてしまう。
よく見ないと、息をしているのかどうかもわからない。

夜遅くになって、時々、体が硬直する。
その度に、息を詰めながら、夜を過ごした。

そして、大晦日の朝が明けた。

チコ吉は、まだ、大丈夫。
生きています。
生きているだけ、だけれど。
生きています。


明日は年が明ける。
どうかこのまま、穏やかな時間が過ぎますように。


コメント (7)
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