Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

ハガネの女 第4話  *感想*

2010-06-12 | 春ドラマ(2010)感想
* ハガネの女 「怒りの女王様!恐怖の報復」 *

前回 衝撃的なラストで終わったハガネ(吉瀬美智子)vs 真理衣(吉田里琴)の対決。
あそこまで真理衣にやってしまったハガネは 一体どのように事態の収拾をつけるつもりなのかしらと
その後の展開がとても気になっていた“雑巾汁ぶっかけバトル”。
いやぁ お見事! ハガネ先生。
「はい♪ じゃあ みんな準備続けて!」と 明るく言いながら 
何事もなかったかのように雑巾汁入りカレーを食べるハガネ。
我儘で間違った行動を取る子供に決して屈することがなく そして おもねることもないハガネの様子は 
見ていてかなり気持ちがいいわぁ。
雑巾汁入りカレーを前に戸惑う真理衣をしばらく放置しておいて 給食時間が終わる頃になってから 
替わりのカレーを差し出しながら注意する というハガネのやり方も 惚れ惚れするほど見事。
そして 藤間先生(清水ミチコ)の不気味な言葉とその言葉に不安げに頷く先崎(設楽統)の様子で
視聴者の気持ちを煽った後に登場する真理衣の母 涼子(荻野目慶子)。
・・・あの母親 なんて 恐ろしいの~!! 
いかにもコミックが原作といったカンジの 少々デフォルメされた母親像のような気もするけれど
後半になって明らかになるリサ(宮武祭)の母親に対する仕打ちや ハガネに対する呆れ返る要求など
あながち誇張した演出とは言えないかも・・・といった思いにもなってくるから これまた怖いのよねぇ。
そんな恐ろしい涼子に対しても スカッとするほど毅然な態度で対応してしまうハガネ。
第2話で描かれていた 学生時代のハガネのエピソードを思い出すような強さと優しさで
真理衣との距離を縮めることになる 熱湯のエピソードもとても良かった。

今回のメインは真理衣とリサのストーリーではあるけれど
愛梨(大橋のぞみ)の抱える問題や 愛梨の母親 エリ(横山めぐみ)の様子
未だスッキリ解決していないらしい れもん(柴田杏花)と愛梨の関係なども 
チラリチラリと入れ込んできて 想像以上に見応えのあるストーリーとなっていたのも良かった。
ハガネと塩田(要潤)の恋愛エピソードも 最初はあんまり見たくないなぁ などと思っていたのだけれど
意外や意外 重いストーリーのなか ちょっと息を抜ける爽やかな雰囲気となっているのがいい。
ついに 不登校だった今井悠貴くん演じる 賀茂和音が登場し さっそく問題を起こしてしまったし
雑誌に載った塩田の写真の意味や 塩田に興味を抱いたようなエリの様子など
次回のストーリーを期待させる演出もバッチリで 最後まで楽しめる面白いストーリーだったと思う。

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プロゴルファー花 第10回 *感想*

2010-06-11 | 春ドラマ(2010)感想
今回のストーリーから第2章となるわけなのねぇ。
それにしても なんと強引な展開(笑)。
第9回のストーリーから一年間の間に起こった[未放送]の出来事を 
今までのダイジェストにくっつけて さも放送したかのようにサラ~っと描いてくるものだから
肝心な一話を見逃してしまったのかと 思わず焦ってしまったわぁ。
今まで プロを目指す花(加藤ローサ)をずっと描いてきたというのに 
花がプロになる瞬間の様子は あんなお手軽な方法で さっさと済ましてしまうとは・・・(笑)。

それにしても プロゴルファーになってもゴルフだけで食べていくようになるのは大変なコトなのねぇ。
プロになったのに なかなか芽が出ない花に醍醐(石黒賢)が言った今回のお言葉は面白かった。
醍醐とたむけん・・・確かに似てるかも。
「芸そのものはスベル一方。」だとか 神田うのさんの名前を出したりだとか ツボ満載なお言葉がいいわぁ。 
サイドビジネスが本業となってしまった芸能人と花の状況を うまく例えた説教はさすが醍醐コーチねぇ。
「田中義剛さんにいたっては もはや牧場が本業です。」と 醍醐に反論する花の言葉も笑えたなぁ。

陸・海・空たちの花を思う麗しの兄弟愛や 
自分が成し遂げることができなかった夢を花に託すことに決めたミチルの友情によって
次のステップへと進むことができそうな花。
“いい人”でいることをやめたリコ(片瀬那奈)が なりふりかまわず本気で花に立ち向かってきそうだし
プロゴルファー花の成長と順(井上正大)の恋の行方やいかに?といったカンジね。

お気に入りの鶴田(ムロツヨシ)の 今回のツボなお言葉は 「兄貴は急でもキレるんじゃいっ!」。
そうそう 兄貴・野木(佐藤二郎)が 初めて男気を見せていたけれど 一体どうしちゃったのかしらねぇ(笑)。

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プロゴルファー花 第1回 *感想*
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同窓会~ラブ・アゲイン症候群~  第8話 *感想*

2010-06-10 | 春ドラマ(2010)感想
* 同窓会~ラブ・アゲイン症候群~ 「私、恋で人生を捨てる」 *

いやぁ びっくりっ!
このドラマって 最後の最後まで朋美(黒木瞳)と杉山(高橋克典)はプラトニックな関係でいくわけなのねぇ。
何もかも放り出して逃げ出した二人が行き着いた先は 「休憩ですか?」と客に尋ねるようなホテル。
こりゃあ ついに二人は結ばれてしまうのかしらねぇ などとと下世話なコトを思ってしまったのだけど
いい意味で裏切られたカンジねぇ。
「私、恋で人生捨てる」という大それたサブタイトルがついているわりには ちっとも覚悟が決まらない朋美。
あそこまで行って 今さら何をためらっているのやらと 少々呆れてしまうけど
杉山は好きだけど家族も傷つけたくないと どっちつかずにグジグジ悩む様子は いかにも朋美らしいし
刑事という職業柄なのか冷静に現実を捉えている杉山と
朋美の対照的な様子も妙にリアル感たっぷりで面白かった。
ホテルの部屋で 朋美の腕をグイっと引っ張る杉山の様子は 月9で活躍中のキムタク様を彷彿させて
見ているこちらの方が照れてしまうシーンだったけれど その後がカッコよく決まらない演出は
某月9ドラマとは違い さすが リアルな大人を描くドラマだけのことはあるといったカンジが良かったなぁ。
このシーンで 杉山のちょっとカッコ悪い一面を ようやく見ることができたのもいい。
その後の二人のすれ違いのシーンは 誠一郎(吹越満)が朋美の携帯電話を解約したコトが功を奏して
ひと昔前のトレンディドラマばりの演出で しつこく描かれていたのが とにかく笑えたなぁ。
バスの運転手に「お願い 降ろして!」と懇願したり ちっとも気付いてくれない杉山の車を延々と追いかけたり(笑)。
おいっと突っ込みたくなるアホらしさたっぷりな朋美の様子には かなり驚かされたのだけど 
ちっともお洒落にもスマートにも見えない不器用な恋をする45歳の朋美の様子こそが 
きっと このドラマの魅力となっているのだろうなぁ。

今回は 最初の頃に見られた誠一郎の味わい深い雰囲気を 存分に見られたのも良かったなぁ。
私は冷静ですと言いながら ちっとも冷静じゃあない様子 
佳奈子(須藤理彩)とのシーンで見せるトボケた表情
陽子が言った名言を さも自分の考えかのように そっくりそのまま佳奈子に使いまわす 器の小ささ
・・・などなど 誠一郎の行動を 十分に楽しませてもらったわぁ。

次回は やっと福島(尾美としのり)の抱える問題が明らかになるようだし
朋美は家族を捨てて杉山を選ぶことができるのか? 最終回のストーリーが ちょっぴり気になるトコロね。

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同窓会~ラブ・アゲイン症候群~  第1話 *感想*
同窓会~ラブ・アゲイン症候群~  第2話 *感想*
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Mother 第9話  *感想*

2010-06-10 | 春ドラマ(2010)感想
* Mother 「引き裂かれる二人」 *

ついに別れのときを迎えてしまったのねぇ。
怜南(芦田愛菜)を救うために奈緒(松雪泰子)がとった行動は 決して許されることではないという思いや
あのとき奈緒が取るべき選択肢は他にもあったはずだという思いは ずっと持ち続けながら見てきたはずなのに
想像以上に 奈緒に感情移入してしまっている自分にびっくり。
辛くて悲しくて 奈緒と継美(芦田愛菜)をいつまでも親子でいさせてあげたいと思ってしまうストーリーだった。

このドラマの魅力のひとつである 継美の台詞。 第9話でも 可愛らしい継美の言葉と 
継美を中心とした奈緒と葉菜の様子をたくさん見ることができたことが とても良かった。
継美が作った家の間取り図を見て 「ここでアイス食べようか。」という奈緒に 
「そこトイレだよ。」と可愛らしく突っ込む継美の様子や
3人で理容室をやって暮らしたいと 継美が夢を語るシーンで 微妙な雰囲気を感じ取った継美が
「だめ?お菓子あげる係。」「髪の毛洗う係、いや?」と尋ねる様子(継美ちゃんがとにかく可愛い♪)
浴衣を着て布団の上でゴロゴロし 「お風呂で泳いだら だめですよ?」と葉菜(田中裕子)に言う様子
旅館の仲居さんに お母さんにそっくりだと言われ 「似てきたのかなぁ?」と奈緒とふざける様子
葉菜と二人でお天気雨を眺める様子 などなど
些細な けれども とっても印象的なシーンを 幾つも幾つも積み重ねていく展開がとてもステキ。
見ている私までも ほんわか幸せな気持ちになるようなひと時は 決して長く続くものではなく
終わりが近づいていることが分かるから 余計に心に残るシーンとなっているのよねぇ。

そして ついに警察に見つかったときに見せる奈緒の驚くべき行動。
冷静で知性溢れる奈緒には全く似つかわしくない行動をとらせた演出は見事。
最後の最後まで 警察の手から逃れようと必死であがき 継美の名を呼び叫ぶ奈緒の様子からは
いつまでも継美の母であり続けたいという奈緒の渇望が 痛いほどに伝わってくるシーンだったと思う。

その後の別れのシーンは ただただ涙・・・。
あんな時になって やっと母子の関係を取り戻すことができた不器用な奈緒と葉菜の様子に
奈緒に話したかったことが 大人の歯が生えてきたという極めて子供らしい内容だった継美の様子など
素晴らしいのひと言に尽きる ストーリーに感動。

崩れ落ちていく奈緒の慟哭の余韻をブチンと切るようにCMが入れられていることや
奈緒に対する警察の扱いなど ちょっと残念なトコロもあるのだけれど
放送時間ギリギリまで みっちり描かれたストーリーには大満足。
急展開のストーリーとなっていたので次週が最終回なのかと思えば どうやらそうではないらしく
今後のストーリーも 丁寧にきっちり描かれていく予感たっぷりなのもいい。
最終回まで見応えあるストーリーとなっていそうな期待を抱かせてくれているのがとても嬉しい。

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離婚同居 第4回  *感想*

2010-06-09 | 春ドラマ(2010)感想
* 離婚同居 「前から好きだった」 *

今回のお話は良かったなぁ。 今までのストーリーのなかで一番好き。
前回から百々(北村燦來)ちゃんが ストーリーの中にしっかり存在しているカンジがまずいい。
「着いてってあげようか?」と しれ~っと直子(佐藤江梨子)に切り出す美里(西田尚美)の魂胆を 
見事に見抜く百々ちゃん。 やはり只者ではございません。
美里の下心に全く気付かない鈍感な父親に呆れ返る様子にも 百々のキャラがよく出ていて良かったなぁ。
冒頭の大(阿部サダヲ)と百々による直子出演CMの再現もコミカルな感じがとていい。
面白くって可愛くって あのシーンは思わず吹き出してしまったわぁ。
大と百々の二人でハンバーグを作る様子も ほのぼのとした父娘の関係が見えてきて良かったし。

そして 離婚同居を始めた頃に比べると ずいぶんと穏やかな表情になり
キツイ口調から柔らかな物言いに変化し始めた直子と大のクライマックスシーンは とてもステキ。
スタジオではなくモデルの自宅での撮影だというのに あんなに横柄な態度を取るカメラマンっているの?
などと思ったりもするけれど そんなカメラマンのかなりヒドイ振る舞いを目の当たりにして
我慢できなくなって 思わず怒り出してしまう大。
大が直子の夫であることもバレてしまうのかと思ったけれど 
大事なトコロはちゃんと伏せる冷静さも持ち合わせている大の様子が とてもいい。
そして その後のカメラマン大によるモデル直子の撮影シーン。
ボロボロ涙を流しながら 大笑いする直子の様子に不覚にもウルっときてしまったわぁ。
(まさか このドラマでこんな思いをするとは思わなくってビックリ。)
いやぁ 泣き笑いする直子のシーンは とても魅力的だったなぁ。
あの直子の表情と 小中家の壁にいつも飾られている写真で見せている
直子の足元にすがり付く大の表情が このドラマの中で一番好きなところかも。

ラストでは思いがけない急展開を見せた第4回。美里って予想以上にキーマンだったのねぇ。
そして予想以上に期待が高まってきた最終回。 二人にどんな結末が用意されているのか気になるわぁ。

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月の恋人~Moon Lovers~ 第5話 *感想*

2010-06-08 | 春ドラマ(2010)感想
* 月の恋人~Moon Lovers~ 「好きと言えたらいいのに」 *

前回のストーリーは チョロっと面白かったから チョビっと期待してたのに
そんな淡い期待は やっぱり裏切られてしまったカンジの第5話。
とりたてて面白さを感じないストーリーのなか 一番印象に残っているのは予告かしらねぇ。
「最終章・序幕」って・・・・(笑)。
う~ん・・製作側の空回り気味の意欲が見えてきて とってもインパクトがあるわぁ。  
「最終章」という言葉は最近のドラマではよく見かけるけれど 最終章の序幕って初めて見た気がする。
「最終章」だとか 「崩壊」だとか 「孤独」だとか 思わせぶりな単語を並べて雰囲気たっぷりな作りの予告は 
普通だったら視聴者の期待感をかなり刺激するものになるはずだけど
今まで見てきたストーリーの身の丈にあっているとは思えない あんな予告で気持ちをあおられても
ただただドン引きしてしまうだけだのような気がするんだけどなぁ・・・。

今回のストーリー自体には書くべき感想も思い浮かばないカンジではあるけれど
葉月(木村拓哉)&シュウメイ(リン・チーリン)のデート現場へ
二宮(篠原涼子)&風見(松田翔太)が鉢合わせしてしまったシーンは 一番印象に残ったトコロ。
シュウメイの無邪気なぶっちゃけトークに 激しく動揺してしまう二宮の様子は良かったなぁ。
どんどん強まる葉月への思いを 無理矢理押さえ込もうとする様子や
シュウメイと葉月の親密度を見せられて冷静でいられない二宮の様子は かなり痛々しくっていい。
二宮にとっては かなりの破壊力を持つシュウメイの言葉を 
食べ物で無理矢理塞ごうとする葉月の様子も面白かった。
今まで見てきた俺様葉月の演出の中では このシーンが一番好き。
口を塞がれたときのシュウメイのお顔も可愛いし。
それにしても シュウメイって28歳という設定なのよねぇ。
社長とホテルで朝食を共にしたというようなコトを 
何の躊躇いもなしにぶっちゃけてしまう28歳って どうなのかしら? 驚くほどにイノセント(笑)。
レゴリスのイメージモデルとしての意識や覚悟の低さにしても 
これが10代の女の子だったなら まぁ可愛い♪で許されるトコロではあるけれど 
28歳の女性の行為としては あまりも子供っぽいのではないかしらねぇ。
お国柄の違いで済ますには限界を超えている気が どうしてもしてしまうわぁ。

レゴリス社製の家具で起きた事故の報道に 「くそっ!」と荒々しく怒る葉月の様子も何だか違和感。
会社のトップとしての葉月の未熟さを露呈させたシーン? などとも思うケド
そもそも シュウメイとのイチャイチャシーンばっかりで
葉月のトップとしての仕事ぶりを今までほとんど見ていないんだもの
レゴリスを襲う危機を突然描かれても どこをどう共感して見ていけばいいのか分からないなぁ。 

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月の恋人~Moon Lovers~ 第1話 *感想*
月の恋人~Moon Lovers~ 第2話 *感想*
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龍馬伝 第23回 「池田屋に走れ」 *感想*

2010-06-07 | 春ドラマ(2010)感想
前回の内容が あまりにも印象的すぎたせいなのかしら・・・?
見終わった後も はて?何が描かれていたんだっけ?といったような(池田屋シーンは別にして)
ぼんやりとした印象しか抱けなかった気がする第23回。

脱藩して龍馬と共に新たな道を進む決意をしたものの(というか それしか道がなかったというか・・・。) 
土佐にいる仲間のことが気になってしかたがない亀弥太(音尾琢真)。
そんな亀弥太に かつて勝(武田鉄矢)に教えられたことを言って聞かせる龍馬(福山雅治)の様子は
なかなか興味深くて面白かった。
「わしらはもう新しい道を進みゆう。」「目を覚ましや亀弥太っ!」という言葉は
土佐の仲間や過去に対して極めてクールな龍馬といった印象を与えてしまいそうだけれど
第20回・第21回と しつこいほどに土佐の仲間達を気にかける龍馬を描いてきただけに
悲しみや葛藤を乗り越えて 未来を見据え始めた龍馬の成長ぶりが窺えるシーンとなっていたのが良かった。
土佐に帰りたい帰りたいと駄々をこねていた龍馬だけれど ひと回り大きくなったということなのねぇ。
海軍操練所の仲間達を前にして演説する龍馬の様子も 
龍馬の成長が窺えるものとなっていたのは良かったと思う。
(龍馬が人前で あれほど大演説をするのは初めてじゃないかしら?)
ただ 龍馬の演説の内容については ちっとも共感できなくて さっぱり感動できなかったのだけれど・・・。
個人的には第21回でも見られた長次郎(大泉洋)の冷静な視点が好き。
「志の違うものを無理に引き止めることはないですろう。」 という長次郎の言葉に大きく頷いてしまったわぁ。
少々ウザいほどの青臭さを見せる龍馬と クールで現代的な長次郎の対比が面白いといえば面白いケド。

ラストの池田屋のシーンだけは とても印象的なものとなっていたのが良かったなぁ。
池田屋に集まる攘夷派の面々の異様な雰囲気。顔に脂汗を浮かべる亀弥太の様子。
ひとつの思想を深く信じ その思想を実行できると本気で思い込み 
次第に追い詰められていく攘夷派の面々の様子は リアル感たっぷりだし
襲撃された後の池田屋の様子だけを描いて 
新撰組の登場するシーンは 返り血を浴びて町を練り歩くトコロだけというのもステキ。
沖田が歌を口ずさんでいるのも 得体のしれない新撰組の不気味さが現れていて良かったなぁ。
前回に引き続き エンターテイメント性たっぷりな新撰組の描かれ方はカッコよくっていいわぁ。

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龍馬伝 第13回 *感想*
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新参者 第8話  *感想*

2010-06-06 | 春ドラマ(2010)感想
* 日曜劇場 新参者 「清掃会社の社長」 *

清瀬(三浦友和)と祐理(マイコ)の関係は やっぱり想像どおりのものなのねぇ。
前回 たくさん散りばめられていた二人の謎に対する解決編となっている第8話。
正直 え~っ!そうだったのかぁ!!というような驚きは感じられないため
解決編の今回よりも 上杉(泉谷しげる)のエピソードと清瀬&祐理の謎を巧みに入れ込んでいた
第7話の方が面白かったという印象を受けてしまう。
このドラマの見せどころの一つとなっているラストの感動オチも 今回は早くから予想がついてしまって
ウルッと感動・・というカンジにはならなかったし・・・。
弘毅(向井理)が「姉さん・・。」と呼ぶシーンも 何だかなぁといった印象。
ずっと以前から真実を知っていた祐理が「弘毅」と呼び捨てにするのは まだ分かるのだけど
いきなり真実を突きつけられた弘毅が「姉さん」と簡単に口にしてしまうのは 何だか安っぽい気がするなぁ。
その前の 二人の間に流れる何とも言えないぎこちない雰囲気がとてもリアルで良かっただけに
その直後に入れられた 「姉さん」には 視聴者を感動させてやろうとする作り手の意図が
どうしても透けて見えてしまう気がして好きになれない・・・。
弘毅が もう少し大人なキャラだったら あの時点での「姉さん」もアリかもしれないけれど
母親に対しても 父親に対しても (勘違いしていたにしても)祐理に対しても
中学生かっ!と思うような 何だかとってもお子ちゃまな振る舞いが目立つ弘毅が
あの段階で「姉さん」とすんなり呼べるのって かなり違和感あるんだけどなぁ・・・。

まあそれでも これで一見落着かと思われたのに どうやら清瀬のアリバイは次回崩されていく様子だし
清瀬が怪しいと見せかけてシロという お決まりのパターンで終わるのか
それとも清瀬が真犯人なのか 佳境に入ってきたストーリーは気になるわねぇ。

そうそう 冒頭で描かれていた松宮(溝端淳平)と加賀(阿部寛)のコミカルな演出は面白かったわぁ。
以前にも チラリチラリと見せている二人のトボケタ掛け合い。
代わり映えしない小嶋(木村祐一)のコントなどよりも あの二人の掛け合いの方が面白いと思うのだけど・・・。

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ハガネの女 第3話  *感想*

2010-06-06 | 春ドラマ(2010)感想
* ハガネの女 「イケメン優等生が嫌われる理由」 *

何故 雪哉(宮城孔明)は次から次に私物を盗られてしまうのか
美奈(八木優希)が あれほど執拗に雪哉を嫌うそぶりを見せるのは何故なのか・・・。
そんな 4年3組の抱える問題の真相が 少しずつ少しずつ見えていく展開は
前のエピソード同様 ちょっとした謎解きの要素も加わっていて 見ていて楽しめるものだったと思う。
どう見ても女子から人気ナンバーワンといった感じの雪哉の雰囲気を見れば
こりゃあ 女子達は雪哉を意識しまくって 互いを微妙に牽制し合っているのだと気付いても良さそうなのに
あかり(佐藤日向)から美奈の気持ちを知らされて 初めてコトの真相を理解するハガネ(吉瀬美智子)。
あのシーンは いかにもそういう恋愛絡みの心の機微には疎そうなハガネのキャラが良くでていて面白かった。
あかりから真相を知らされ「淡い初恋ってやつか・・・。」と ついつい子供に幻想を抱くハガネに
「んなワケねぇよ。」と 突っ込むあかりの言葉もかなり印象的でよかったなぁ。 
あかりの言った言葉には ごもっともと思わせる説得力があるのが面白いと思う。

雪哉をめぐって 美奈とあかりで繰り広げられた消しゴムのエピソードは
ああ 似たようなコトを小学生のときに経験したなぁ などと思わず懐かしくなってしまうものだったし
全てバレてしまって 「私は もうここにはいられない。」とか「西置に知られるくらいなら死んだほうがまし。」と
短い人生の中で最大のピンチに 真剣にオロオロする美奈の様子や 
教室での美奈と雪哉の告白は とっても可愛らしかったし
前回とはひと味違う ちょっと微笑ましくなるような今回のストーリーは とても良かった。
だけど 微笑ましいだけでは終わらないのが このドラマなのよねぇ。
ストーリーの随所で見られる女子達の荒れた言動は まるで女子高生のような大人びた雰囲気で
かなり末恐ろしいモノを感じてしまったりもするのだけれど
そんな毒っ気が このドラマを面白くさせているトコロでもあるのだろうなぁ。

美奈に自分のやったことを理解させ諭していく 厳しさたっぷりのハガネの様子や
(かなり驚いたケド)真理衣(吉田里琴)にやられたコトと同じコトを しっかりやり返す毅然とした態度など
「ハガネの女」と呼ばれるだけのことはある見事な戦いぶりを見せる芳賀先生の様子は 見ていて気持ちがいい。
あそこまで真理衣にやってしまうと ハガネの行く先はさらに困難なものになってしまいそうだけど
果たしてハガネは どのようにしてその困難を切り抜けていくのか・・・次回も楽しみ♪ 

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プロゴルファー花 第9回 *感想*

2010-06-04 | 春ドラマ(2010)感想
今回のストーリーは 前回以上にネタが少ないとは思うんだけど
(取立て屋のお二人は出番が多くて大活躍ではあったけど・・・。)
前回以上に ストーリーそのものを楽しく見ることができた感じ。
花のイップスが 一体いつ治るのか・・・ 復調するきっかけをどのように描くのか・・・
それが今回の最大の見どころだったわけだけど 意外な展開 意外なオチは面白かった。
海が手作りしたダンボール製のパターコースで 花のイップスが治るとはさすがに思えなかったケド
何でもアリなドラマだけに ひょっとして こんな些細なコトで治ってしまったりするのっ?
という思いも浮かんできてしまったし 
不調の花が気になって仕方がない順(井上正大)の様子を見れば 
ひょっとすると 順の愛の力でイップスを治してしまう展開?と想像してみたり 
花が父親との思い出を回想しだした時には そうかっ!亡き父親の愛情が花を治すのか と思ってみたりと 
花が復調するきっかけをアレコレと予想しながら見ることのできるストーリーは 意外に楽しめたわぁ。
結局 花のイップスを治してしまったのは 前回急に存在感を増してきたキーマン芝山。
やっぱり 花を上回るような彼の貧乏体験は このようなカタチで生かされるのねぇ。
ラストには 全て醍醐(石黒賢)が仕組んだ作戦だったというオチも 
(上から目線で失礼ではあるけれど)このドラマにしては ビックリするくらい良くできていて面白かった。
怪しげで 意味不明な醍醐コーチだけれど なかなか侮れない人物ねぇ。
今後も醍醐の策士ぶりを見せてくれるといいなぁ。

さてさて 今回は「定食のみや」を飛び出して大活躍を見せた 取立て屋のお二人。
いつもはチョッピリしか見られない お二人のシュールな世界を たっぷり見ることができたわけだけど
う~ん・・・ゴルフ場という明るく開放的な雰囲気と 二人の雰囲気は かなりミスマッチ(笑)。
・・・・やっぱり あの二人の独特な世界は 「定食のみや」でチョッピリ見るのが一番ねぇ。

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