Lee's Diary

ドラマが好き。
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誰かが嘘をついている

2009-10-07 | スペシャルドラマ 感想
見ていて気分が良くなる内容では到底ないし
映画「それでもボクはやってない」も見ていることだし
見なくてもいいかな~などと思いながら見たドラマけれど 
思っていたよりは 見応えがあったように思う。 
(でも好きなのは エンターテイメント性もある「それでもボクはやってない」なのだけど。)

知名度のある会社でのキャリア・築き上げてきた人間関係・妻と二人の子供たち・・・。
敏昭(水谷豊)が抱えている大切なものの大きさや
それらを失った後に 再び人生をやりなおすために残された時間の少なさを 
見ている側は容易に想像できるし
そこに 敏昭の顔に刻まれたしわや 疲れ切った口調などが加わって
冤罪の恐ろしさがリアルに伝わってきたように思う。
敏昭に被害者と同年代の娘がいることや 
会社は従業員を守ってはくれないことを目の当たりにした敏昭の息子は
皮肉にも就職活動中であるということが
この冤罪事件に巻き込まれた家族のつらさを より深く伝えていた。

敏昭と妻と子供たち 家族それぞれが悩み、迷い、苦しみ 
それでも家族がひとつになって無罪を勝ち取るために戦っていこうとする過程が
中盤まで丁寧に描かれていただけに
敏昭が無罪となる証拠が唐突に見つかり あれよあれよと無罪となるラストは
かなり粗雑な印象を受けたのが とても残念・・・。   

・・・こういうラストを見せられると 
改めて「それでもボクはやってない」の方が好きだな~と思ってしまう。


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