ROMES 空港防御システム 第１話 ＊感想＊

あのキャラクター紹介の映像は　いくらなんでも　しつこいのではないかしら？
いったい何人紹介したら気が済むの～というくらい　何度も見せられて　ちょっと萎える。
ドラマの途中に　突然挟み込まれるこの映像のせいで　
話の流れがいちいち中断されるので　軽いストレスを感じるのだけど・・・。
そして　「宝石輸送車」「里親志望」の文字と矢印は　いったい何のため？
民放ドラマにあるような　おふざけ？　ゆる～い空気感を出すための演出？
・・・中途半端すぎて　その意図がよく分からないデス。

次から次へと様々な登場人物が現れて　ドラマ全体が雑然としている感じは　
空港を舞台としたドラマの雰囲気にぴったりと合っていて　とても好き。
頻繁に切り替わる映像は　ドラマにスピード感を与えていて　引き込まれたし。

成嶋優弥（大倉忠義）は　もう少しだけアクが強くてもいいような気もするけれど
サスペンスドラマのキャラクターとしては　
あのフワフワした雰囲気は　かえって個性的かもしれないわね～。

誰が見ても怪しげな　ピンクのユニホームを着た清掃作業員が簡単に入り込めちゃうくらいの
お粗末な警備体制じゃあ　ROMESがあっても意味がないのでは・・・
などと　突っ込みたくなる部分もあるのだけれど
（キャラ紹介と　よく意図の分からない文字を除けば）楽しんで見る事ができた。


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ギネ 産婦人科の女たち 第１話 ＊感想＊

柊先生は　かなりの変わり者なのね。　でもそこがよかった。
柊を演じる藤原紀香さんは　いかに自分を女性らしく魅力的に見せるかということを　
とてもよく知り尽くしていて　自分が美しく見える立ち振る舞いを
常に意識しているような印象を　勝手に持っていたのだけれど
髪型をガラリと変え　不機嫌な顔つきや　低めの声で演じる柊からは
（同性はちょっと敬遠してしまう類の）女性らしさは全く感じられず　好感が持てた。
もともと美しい方だから　柊のようなキャラクターでも充分色っぽさは残っているしね。

ほとんど期待していなかったドラマだったし
夏に続いて医療ドラマを見るのは　ちょっとしんどいかな～などと思っていたけれど
見始めてみれば　柊は偏屈な感じが好印象で　何やら隠された謎も気になるし　
桧垣先生（板谷由夏）は　とてもチャーミングだし　
君島（松下由樹）は産科医長らしい落ち着きや　頼れる雰囲気があるし　と
魅力的なキャラクターが揃っていて　とてもよかったなぁ。

対照的な雰囲気の　この柊と桧垣は　指導医としての新人医師への接し方も対象的。
えりな(本仮屋ユイカ)は桧垣の指導のもと　次々に色々なことに挑戦しているのに
玉木（上地雄輔）は柊から話しかけてさえもらえないという様子が対照的に描かれていて面白かった。

ちゃらちゃらと遊び歩いている若者といった感じの玉木。
柊が指導医というのは　ハズレくじを引いたようなものに思えるだろうし
傍で同期の医師が　熱心に指導を受けている様子を見せ付けられれば
落ち込んで　イラつくのは無理もないと思うのに
それでも柊相手に必死でコミュニケーションをとろうとする
物怖じしない様子は　なかなか好感が持てていいんじゃないかしら。

お話がどのような方向へ進んでいくのか　まだ分からないけれど　次回も楽しみなドラマ。
柊先生のキャラは　是非あのままでいってもらいたいなぁ。

　

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