３７歳で医者になった僕～研修医純情物語～ 第４話 ＊感想＊

＊　「医者として僕はそこに線を引く」　＊

担当患者と紺野の関係や　患者の抱える想いといったものを　時間をかけて描いていた
第２話・第３話と比べてしまうと　やや物足りなさを感じる第４話。
紺野だけでなく　下田にも焦点を当て　医師としての自分の役割をどう捉えるべきなのか・・
自分と患者の間のどこに線を引いたらいいのか・・ということを　二人が考えていく物語自体には惹かれるものの　
どうしても　それぞれのエピソードを　もう少ししっかりと観てみたかったと思ってしまう・・・。
バス停のシーンで　最後の最後にオイシイところを紺野が持っていってしまったのも
あまり好みの展開じゃあないのよねぇ。
紺野が主役なのは分かっちゃいるけど　あそこはやっぱり最後まで
（どんなに不器用で未熟な言葉でもいいので）下田と香織で終わらせてほしかった。
紺野の担当患者である羽山早苗のキャラクターが　かなり魅力的なので
紺野先生の良さは　早苗とのエピソードの中で　もっと深く描いて見せてほしかった。
まあ　それでも　最後まで女優であり続けようとする早苗の矜持だとか　その裏に見え隠れする彼女の寂しさ
気難しい早苗の懐に　最後には入り込んでしまう紺野の魅力といったものには　見応えを感じたのだけど・・。
そうそう　今までにない　思わぬオチで終わったのも　なかなか面白かったわぁ。

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