Lee's Diary

ドラマが好き。
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もう一度君に、プロポーズ  第3話  *感想*

2012-05-04 | 春ドラマ(2012)感想
* 「優しさの痛み」 *

良かったなぁ・・・と しみじみ思ってしまった第3話。
前回同様 落ち着いた雰囲気でしっとりと描かれている物語なのだけど
波留(竹野内豊)と可南子(和久井映見)の揺れ動く想いが しっかりと伝わってきて見応え十分。
ラストの可南子の言葉が特にいい。
波留に優しくされることや そんな優しさに気付いてもいなかったこと 気付いても何も出来ないこと
こんな状況なのに友達と飲みに行ったこと 今も波留を困らせていること・・・
その何もかもが嫌だという可南子の想いは理解できるし 
あんな風に 自分の気持ちを具体的に且つ素直に伝えることができる可南子に魅力を感じる。
記憶障害を持つ可南子の戸惑いを前回と今回の前半で描き 
記憶を失ってしまったことが いかに不安な状態なのかを視聴者へ見せて
その後 やっとのことで 波留の気持ちにも目を向けることができた可南子の様子を描いて・・と
丁寧に描かれていく可南子の想いに満足感。
気を遣われるのが辛いのだという可南子と 気を遣われる苦しさを感じて生きてきたのだという波留。
同じ想いを抱いて生きているのだと知った可南子は どのように波留と向き合っていくことになるのかしら。
3話にして やっとこさ 可南子の側に立っても物語を楽しむことができるようになった気がして チョッと嬉しい。

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コメント (4)
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