変わった子だったなぁ、、曽我(犬飼直紀)。
先生たちが曽我を語る様子からも、
その変わり者っぷりが窺えて、
曽我については序盤から興味津々よ。
高柳による曽我の分析が興味深い。
言葉の力に慎重で、
言葉を使わないで世界と誠実に向き合おうとしている曽我くん、、
いやぁ、、面白い。
全く喋らずとも、
あのように学校生活をこなしていけてるなんて、
なかなかの強者だよねぇ、、曽我くん。
さすが、、4分の1だ。
そんな曽我に対して高柳(山田裕貴)がかけた言葉も心に残る。
「本当に心が辛い時だけでいいから、その時だけは声をかけて欲しいです。」
「気付きたい。私は気付きたいんです。」
前回のことがあってのこの言葉。
高柳の切なる思いが感じられたわ。
曽我の「2分の1」という呟きへの高柳の反応は印象深いものだったわ。
曽我とは対照的な田村(杉田雷鱗)のエピソードは、
高柳の教えが心に残る。
支援であっても、愛情であっても、他者への没頭は逃げなのか。
そんな田村の置かれた状況では「厳しい自己放棄」もなされてしまうのかもなぁ。
でも、、
そんな田村にも何やら変化が、、。
曽我を絡めつつ描かれる、
田村の意識の変化は清々しいものがあったわ。
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普通の学園ものならば、周辺人物になりがちな高柳のキャラの掘り下げがNHKらしくて巧みだ。
高柳って不思議ですよね。熱狂ヲタの生徒もいるのに決して浮かれず、黙々とモクを吹かす...(お粗末でした<m(__)m>)
対照的な二人でしたよねぇ、、今回の生徒。
派手なトラブルや展開はありませんでしたが、
考えさせる内容となっていて、このドラマらしい味わいを感じました。
黙々とモク、、、そこがいいですよね、高柳。