「誰かに気持ちを打ち明けて、話を聞いてもらうことが大事なんだから。」
節子(小林聡美)の言葉が印象的。
瞳(奈緒)をはじめ、気持ちを吐き出せず悶々とする人たち、、
それぞれがそれぞれに見せる不安や悩ましさが心に残る。
「気遣われちゃうと俺が病人だと実感しちゃうから」
この雅彦(木梨憲武)の言葉もよく分かるんだよなぁ。
「全然辛そうじゃない」
「今までと何も変わらない」
瞳は父親のことをそのように捉えているけれど、決してそうではない。
でも、その想いは打ち明けないとなかなか分かってもらえないのかもしれない。