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面白かったなぁ。
草桶夫妻(稲垣吾郎・内田有紀)とリキ(石橋静河)の対面も、
謝礼金で買い物をするリキの様子も、
りりこ(中村優子)の仕事や考え方も、
悠子が決断するまでの経緯も、
刺激的で、興味をそそられるものだったわ。
代理母となり出産した後に、激しく後悔することはないのか、、
産んだ後になって子供と別れ難くなることはないのか、、
自分の遺伝子を持たない子を引き取った後、
本当に愛情を注いで育てていけるのか、、
このような疑念は当然浮かんでくるわけで、
そこに危うさをどうしても感じてしまうわけだけど、
それでも、、
自分の遺伝子は入らなくても、、
子供を育てる決意をする悠子の姿が強く印象に残る。
「人間の数だけ性も欲望も色んな形があるのよね。だったら生殖もそうでしょ?正解なんかない。」
「これが私の生殖行為なの」
この悠子の言葉には、悠子の決断を納得させられるだけの力はあった。
でも、、
産んでみないと分からないとリキが言っていたように、
実際に引き取って育ててみないと分からない不確実さを感じるんだよなぁ。
まあ、人生なんて不確実なことばかりだけれども。