いい最終回だったわぁ。
放送時間の延長も全く気にならず、
丁寧に描かれたストーリーを楽しんだよ。
土砂災害のパートでは、
医師たちもまた人間なのだ、、ということが印象に残ったなぁ。
感情の激しい揺れを見せる光子(志田未来)や高橋(中尾明慶)や歯科医師の男性の姿、、
茶子(山口智子)の過去の体験、、
互いに声を掛け合い、気遣いあう医師たちの様子、、
といったものに触れることで、そのようなことを改めて感じたわ。
今までに描かれてきた朝顔(上野樹里)の葛藤や、
前回の講義で語られた朝顔の想いを経てのこれ、、というのがいいよね。
里子(石田ひかり)の死と向き合う家族のパートのほうは、
浩之(柄本明)と平(時任三郎)が見せた感情が印象的。
今まであまり感情を周囲に見せてこなかった二人が見せる姿にはグッとくるものがあったわ。
特に、朝顔の横で平が見せた表情が心に残ってるんだよなぁ。
ここでも、共に支え合い、気遣いあう関係性に触れた感じ、あるなぁ。
あとは、私の大好きな茶の間の光景。
いいねぇ、、あれ。
リスのつぐみ(加藤柚凪)が可愛かったし、
親ばか、孫ばかっぷりを見せる大人たちにニヤリとさせられたわ。
着替えをどうするか迷う朝顔、
「台本!」というつぐみの声、、
台本を取りに戻る朝顔、、、、
(もっと言えば、“おおじいじ”に会う日に見られたスカートのポッケが膨らんでいるつぐみも、、、)
このドラマが力を注いできた、家族の何気ない日常の風景に、最後まで癒されたよ。
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もう、私はつぐみが好きで好きで(笑)。
しぐさや表情が可愛らしくって、すっかりつぐみにやられてしまいました。
光子、かなり感情的になってましたねぇ。
あの現場で彼女が体験したことの辛さが感じられる泣きのシーンでした。
別ドラマで触れた子役の存在感(他の2ドラマはあくまでも“演技”であったのに対し、つぐみ役の柚凪ちゃんは“自然体”として日常を紡いでいたような気がします。)など、なかなか他のドラマではお目にかかれないような場面が多く、実験作で数字も残せたモデルケースというイメージです。
志田さんのファンとしては、最後に彼女演ずる光子の泣きの演技(あんなセンチメンタリストとは思わんだ!)が印象に残りました。
(相変わらず、メインゲストは最後まで放りっぱなしでしたが...。)
それから今まで感情を露にしなかった浩之の幻影を見る場面からの...圧巻でした。