Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

知らなくていいコト 第10話(最終回) *感想*

2020-03-12 | 冬ドラマ(2020)感想

とても悩ましいお話だったなぁ。

 


トクラサトシとその家族、事件の被害者遺族と接して感じたことや、

乃十阿(小林薫)の娘であるという自分の立場を考慮して、

記事を書くべきか否か、揺れるケイト(吉高由里子)が印象的。

 

 

トクラサトシのことを思いやれば、真実を突きつけることへの躊躇いが生まれるし、

被害者遺族のことを思えば、事件の真相を伝えるという大義が生まれるだろうし、

乃十阿の娘という立場からすれば、ケイトが言うように、それはひどく無様なことのようにも思えるし、

岩谷(佐々木蔵之介)にとっては、週刊イーストの汚名を晴らすという意義が生じるらしいし、、

どの立場で捉えるかによって、想いは様々だねぇ。

 

 

そんななか、

尾高(柄本佑)に強く背中を押されてケイトが下した決断と、

出版社社長が下した決断は、そのどちらもが良かったと思えたわ。

 

 

いままでに散々、真実をほじくり返して世に発表してきたケイトが、

今回は記事を書かないというカタチでは、逆に嫌らしく感じてしまうし、

ケイトらしさが全く感じられず、違和感を持ったと思うもの。

かといって、あれを世に出してしまっていいのか?という抵抗もあったため、

いい感じの落としどころだったなぁ、、と思ったわ。

 

 

ケイトと尾高の関係のほうも、興味深く視聴。

いつもタイミングが悪い二人か~。

切なくて、ほろ苦くて、良かったわ。

こういう相性の悪さもあるかもなぁ、、などと思ったわ。

 

 

岩谷(佐々木蔵之介)の切り替えの早さや、割り切りの良さ、、

闇落ちした野中(重岡大毅)と、その後の野中、、

右トップを奪われて舌打ちする倉橋(小林きな子)、、

などなど、、

人物描写も最後まで楽しめて、面白く視聴できた最終回だったわ。

 

 

♪チラっと共感していただけましたなら、ポチっ。お願いします♪

<ドラマ感想>

にほんブログ村

知らなくていいコト 第1話 *感想*

知らなくていいコト 第2話 *感想*

知らなくていいコト 第3話 *感想*

知らなくていいコト 第4話 *感想*

知らなくていいコト 第5話 *感想*

知らなくていいコト 第6話 *感想*

知らなくていいコト 第7話 *感想*

知らなくていいコト 第8話 *感想*

知らなくていいコト 第9話 *感想*


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドラマホリック!「僕はどこ... | トップ | 10の秘密 第9話 *感想* »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「若くても人は死ぬんですねぇ」って小泉たちの台詞、小泉たちの台詞、 (パインル)
2020-03-12 12:29:42
壊れた野中へのディスり...

(去り方と編集長の“あっさり受理”がグッド!

そしてまさかの「闇〇ち」)

編集部内を駆けずり回りながら批評をする編集長、

あぁ本作らしい導入だ。


「臭い飯を食らわせない」為の徹、

収穫なかったドイツ取材からの帰路で
ケイトを待つ尾沼、

乃十阿の子供は自分だけではなく、

息子の方だったというケイトの台詞、

“ケイト親衛隊”の三名などなど、

記憶に残ったキャラとシーンは多数。

あとは「今までさんざんやって来たのに、

身内のことになるとおじけづくのか?」

「事実の面白さがそんな問題はかき消すさ」って
編集長、まぁブロで...えぇ自分で書くの?

そこからの編集部の面々のチームワークが凄かった
(多数の出演陣のメリットを活かしています)!

尾高沼という言葉がトレンド入りしましたが、
今回のようなケイトの記者魂を煽る、煽る

編集長のカッコ良さも特筆できると思います。

「取材じゃなくて説明してくれよ!」という

遺族の台詞。

「削れちゃった部分を少しでも埋められればいいな。」「命削っていい真実書けよ」って

尾高らしくていい言葉でしたね。

「凄く好きだけど、そんな尾高さん嫌いなの」って

ケイトの言葉や

倉橋の舌打ちは僕も印象に残りました

(その後の編集部の「切替えモード突入」が

プロ意識感じられて凄かったです。)。

副社長のパワハラ発言、

相変わらず憎たらしいなぁ。

(これが皮肉にもラストの各々の「昇格」に

つながるんですが...。)

「ケイトと付き合った男、

必ずワンサイズ縮んじゃう」って倉橋の発言って

右トップに戻ったから言えるんですよね?

※昨年の同時期の別の続編ドラマで主人公が

結婚していることが作品の足かせのようになり

面白さが半減していたように感じていたのですが、

本作は結婚している・不倫

(本作には不倫しているカップルを応援したく

なるという不思議な感覚が生じました、私)という

大石さん得意の設定をうまく活かされていて、

やっぱりいい脚本家だなぁと再認識出来ました。
返信する
パインル  さま (Lee)
2020-03-12 17:38:06
コメントありがとうございます♪

野中が編集部へやってきた際のやり取りには、溜飲が下がりました、私。
退職願の受け取り方(奪い取り方)も、
ケイトが殺人犯の娘じゃなかったと告げて翻弄させる感じも、
岩谷さん、さすが(笑)。
ありゃあ出世するわ、、、などと、
今回の岩谷の諸々の動きに、改めて思わされました。

「ケイトと付き合った男はワンサイズ縮んじゃう」
という倉橋の言葉は、私も面白いなぁと思いました。
それなのにケイトはキラキラしていくなんて、、、。
いいわぁ、、ケイト、、色んなものが強くって。

フィクションでの不倫には全く抵抗がないため、
ケイトと尾高の行方を興味津々で見守りました。
返信する