若者たち2014 第９話 ＊感想＊

＊　「人の為に」　＊

世の中には、あんなヤクザみたいな音楽プロデューサーがいるのねぇ。
仕事仲間なんだか、取り巻きなんだか、護衛スタッフなんだが、よく分からん男達をはべらして
スタジオで、あのような暴力が行われてしまうのねぇ。
怖いわぁ、業界って。恐ろしい世界だわぁ。

はあ、、、、
それにしても、音楽プロデューサー絡みのエピソードが しょうもなかったなぁ。
兄弟たちが乗り込んでいく流れも、その後の展開も、深夜ドラマのような他愛無さだ。
もう少し、どうにかなんないのかしらねぇ、、と思うんだけど、
この短絡さが、このドラマの特色であるとは言えるか～。

こうと決めたら、何もかもを捨ててまでも突っ走ってしまう、暁（瑛太）の性格が垣間見られたコト、、
例の詐欺事件のときにも、このように向こう見ずに突き進んだのだろうと想像させてもらえたコト、、
弟の先を行く素早さで（無謀さで）、問題に対処する旭（妻夫木聡）を見られたコト、、
「あさ兄、俺、幸せになってもいいのかな？」　「ばーか。それが俺の夢だ。」　という兄弟の関係性を見られたコト、、
などは、とりあえず印象的ではあったはねぇ。

香澄（橋本愛）のエピソードのほうで見られた、兄弟たちが梯子を使うという無鉄砲さは、ワリと好き。
永原家をあれだけ傷つけておきながら、あんな非常識な行動に出るのかと、
佐藤家の相変わらずな非常識さや、無神経さにはイラっとさせられたものの
あの無茶苦茶さに、あの兄弟らしさが表れていたエピソードではあったと思う。
（佐藤家の面々の姿にすっかり毒されてしまって、抵抗力ができたというコトかしら～。）
あのようなことをされたのに、あの程度のコトで受け入れられるものなのか、、といった抵抗も感じてしまったのだが
自分にも悪いところがあったのだという考えや、陽（柄本佑）への想いなどが、彼女をあのような気持ちにさせたということなのだと想像はできる。
リベンジポルノという難しいテーマを扱ったのだから、
この問題については、もう少し描いてほしいと思うのだが、さて、どうなるかしら。

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