山岳医療チーム・MMTに放り込まれた青年医師・宮本歩(杉野遥亮)が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく様子を描く山岳医療ドラマ。宮本は、整形外科医と並行して、病院が近年力を入れ始めた“山岳診療科”の兼務を命じられる。
私が若い頃に山登りをしていたのもあり、山の景色の美しさや危険をとてもリアルに撮しているように感じた。
山を嫌いにならないで欲しいという願いや、辛い思いを乗り越えての「やっぱり私は山が好き!」というセリフには共感した。
MMTの死者を0にするスローガンは素晴らしいが、現実的には山では天気の急変や冬の厳しさには、人間があらがえきれないものがあるし、その日の体調にも左右される。そんな厳しい条件のもと挫折した人たちの再生が見られることはいいなと思い、全体的には満足したドラマだった。
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