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8号の進路

2019-08-02 17:44:54 | 地震

西日本にまっしぐら! 8号の進路が過去の台風にそっくり

台風
台風8号は発達して強い勢力になる見通し(午後4時半ごろの気象衛星ひまわり画像/気象庁)

 2日に発生した台風8号(フランシスコ)について、気象庁は来週6日ごろ、暴風域を伴って西日本から南西諸島に接近するおそれがあるという予測を発表した。今後の進路によっては大荒れや大しけ、大雨が予想される。

 

 2日午後3時現在、台風8号は小笠原諸島最南端の南鳥島近海を時速30キロにスピードアップして、北北西へ進んでいる。中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、強風域を伴っている。

 

6日には西日本に接近のおそれ

台風
台風の進路予測(2日午後3時/気象庁)

 

 台風は今後さらに発達しながら西北西に進み、4日朝には暴風域を伴った状態で小笠原諸島に接近。このため海上では急に波が高まり、うねりを伴って大しけとなる見込みだ。

 

 台風はその後も発達しながら西北西に向かい、6日ごろには暴風域を伴って西日本から南西諸島に接近するおそれがあり、九州南部に上陸する可能性があると予想される。

 

 台風の中心が予報円に入る確率は70%なので、今後も進路は変化する可能性がある。引き続き最新の台風情報に注意のうえ、西日本の太平洋側を中心に、週明けの接近に備えて早めの準備を心がけてほしい。

 

過去の台風の進路と被害は?

台風
今回の台風と類似している過去の台風の経路(防災科学技術研究所)

 

 一方、防災科学技術研究所の水・土砂防災研究部門のチームは、今回の8号について、2012年8月の台風10号、2002年7月の9号、1981年7月の10号と進路が類似する可能性があると発表した。

 

 このうち2002年の9号は、南鳥島近海で、大型で非常に強い勢力に発達して西へ進み、屋久島付近を通過。400ミリ近い大雨を降らせ、死者・不明者1人、けが人2人、住宅の一部損壊20棟の被害を出したと報告されている。

 

 また1981年10号は、紀伊半島沖から四国沖を西ヘ進み、宮崎県に上陸した記録がある。


南米チリ沖でM6.8

2019-08-02 12:36:23 | 地震

南米チリ沖でM6.8の地震 日本への津波の影響は?

米地質調査所(USGS)

 

 2日午前3時28分、南米チリ沖を震源とするマグニチュード(M)6.8の地震が発生した。

 

 ハワイの太平洋津波警報センター(PTWC)は、この地震による津波の心配はないとしている。

地震
震源と観測された揺れ(USGS)

 


 米地質調査所(USGS)によると、地震が発生したのはチリ中部バルパライソ州サン・アントニオから南西沖50キロで、震源の深さは10キロ。

 

 この影響で、震源近くの沿岸一帯で小さな揺れが観測されたが、津波の発生はなかったという。


台風8号発生!

2019-08-02 11:00:14 | 地震

台風8号発生!「フランシスコ」強い勢力になって西日本へ

台風8号
台風8号発生(気象庁)

 

 気象庁によると、2日午前9時、小笠原諸島最南端の南鳥島近海で発達中の熱帯低気圧が台風8号にかわった。

 

 中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、時速15キロで北西へ進んでいる。

進路予測
進路予測(気象庁)

 

 米国名「フランシスコ」と名づけられた台風は、48時間後のあさって(4日)朝には小笠原近海に到達。その後、来週5日には強い勢力になって日本の南の海上に接近し、6日には西日本の広い範囲が風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがある。

 

 今後も引き続き、台風の最新情報に留意してほしい。