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ターミネーター「終わらせるもの」

2019-08-04 07:12:48 | 地震

「太陽津波とターミネーター」活動周期の終わりに発生の可能性 

太陽
太陽の黒点数は約11年周期で増減する。左は黒点がない現在(2019年6月)の太陽、右は極大期(2014年4月)の太陽(NASA SDO)

 約11年の活動周期をまもなく終える太陽について、米大気研究センター(NCAR)は今月24日、「 “太陽津波”が起こると、数週間後に太陽が新しい活動局面に突入する可能性がある」という研究成果を発表した。

サイクル25はいつ?

24
現在の太陽活動周期は「第24周期(サイクル24)」(NASA)

 

 太陽は、黒点の増減やフレア(爆発)を繰り返しながら、平均して約11年(9〜14年の幅がある)の周期で活動しているのは、ドイツの天文学者、ハインリッヒ・シュワーベが約200年前に発見。

 

 現在の太陽周期は「第24周期(サイクル24)」と呼ばれており、2009年の暮れごろに始まったと考えられており、まもなく活動極小期を迎える見通しだ。

 

 極小期や極大期は、黒点数が増えて、太陽から発せられる放射エネルギーの強弱がピークを迎える時期を指すが、その時期を正確に予測するのは難しく、世界各国の研究機関が日夜、推移を監視している。

 

過去140年分の太陽コロナの動きを分析

コロナ
太陽の大気の構造と温度。太陽は表面よりも大気の外側のほうが温度が高い。その熱源はどこにあるのか?日本の太陽観測衛星ひのでも観測中だ(©ISAS/JAXA)

 

 

 こうしたなか、米大気研究センターの天文学者、スコット・マッキントッシュ氏らのチームは、太陽を取り囲む最も外側にある高温のガス層「コロナ」の動きに着目。

 

 太陽コロナでは、黒点周辺の明るい領域だけでなく、小さな輝点も数多く見られるが、11年周期とは同期せず、黒点数が多い活動期には輝点数が少なく、黒点数が少なくなると、輝点が多くなることがこれまでの観測で明らかになっている。

 

 研究チームが過去140年分の観測データを分析した結果、輝点は黒点よりも高緯度の55度付近に出現することが多く、それが1年に3緯度分ずつ太陽の赤道に向かって移動。緯度35度付近に到達すると、黒点の活動と重なるようになり、最終的に赤道にたどりついたときに輝点が消失。

 

ターミネーター「終わらせるもの」

 

 研究者は輝点の消失を「ターミネーター(終わらせるもの)」と命名し、ターミネーターから数週間後に、再び中緯度で黒点が出現することを発見した。この動きをあらわしたシミュレーション動画を見ると、まるで太陽の大気中で津波が繰り返し起こっているように見える。

 
太陽
2012年4月〜2013年4月にNASAのソーラーダイナミクス天文台がとらえた25点の太陽の画像を合成したもの。黒点が中緯度から赤道付近にしか出現しないことがよくわかる(NASA)

 

 この太陽津波とターミネーターが起こる理由について、研究チームは、太陽の北極と南極をドーナツ状に取り囲む二つの磁場が関係している可能性があると指摘。磁場が太陽の表面を移動して赤道付近で衝突すると、プラスとマイナスの電荷が互いに打ち消し合い、磁場にとじこめられていたプラズマを放出。この動きによって、新たな黒点が出現するという。

 

 現在の太陽活動は、今年後半から来年初めに極小期を迎えると考えられているが、研究チームは「サイクル25の始まりに伴って、太陽津波とターミネーターを観測する可能性があると信じている」と期待を寄せている。


さらに新たに発生する

2019-08-04 06:50:13 | 地震

台風8号は週明け九州へ。さらに新たに発生する台風(9号)にも要警戒。

最新の台風予報円(気象庁)

台風8号は南鳥島近海を北西に進んでいます。

今後は徐々に発達しながら西北西に進み、あす日曜日には暴風域を伴いつつ、父島など小笠原諸島付近を通過する見込みです

その後も日本付近に猛暑をもたらしている太平洋高気圧を避けるように西寄りに進み、月曜日の夜遅くには九州南部に接近し、火曜日にかけて九州付近を通過する見込みです。

台風8号の特徴は、あまり大きなサイズではない、比較的コンパクトな台風ということが言えますが、九州に接近する頃には中心付近の最大風速は35メートル(最大瞬間風速50メートル)に達し、強い勢力で上陸するおそれがあります。つまり近付くと急激に風や雨が強まることが予想されます。

台風が通過する予想の宮崎県の山沿いでは、総雨量400~500ミリの大雨が降る計算もあり、九州では猛暑一転、大荒れの天気が予想されますので、十分な警戒が必要です。

新たな熱帯低気圧が発生

一方、タイトル画像にもあるとおり、けさ3時にフィリピンの東の海上で新たな熱帯低気圧が発生しました。

気象庁からはこの熱帯低気圧が台風になる予想はまだ出ていませんが、種々の計算では週明けにかけて、台風の勢力となる計算が増えてきています。

さらに台風の勢力となった後、現在の台風8号よりも一回り、あるいは二回りも大きなサイズの台風となって来週末(あるいは3連休)にかけて、北上傾向を示す計算も出始めています。

ECMWFの予想では来週末に西日本へ天気図(ECMWF)

参考までにヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の予想では、この熱帯擾乱(台風9号?)は来週木曜日から金曜日頃に沖縄近海を北上した後、来週末に西日本へ到達する予想となっています。

もちろんこれはあくまでも一つの予想で、来週末の位置や大きさ、強さなどは、計算によってまだかなりばらついているのですが、最悪は大きな台風が来週末(3連休)に日本付近へ到達している可能性も考えられる状況です。

今後の予想に十分注意な注意が必要です。