中米メキシコが一面の銀世界 ひょうが降り積もる
メキシコ中西部ハリスコ州の雹被害のようす（ハリスコ州知事Enrique Alfaro）
中米メキシコで4日、中西部のハリスコ州にゴルフボール大の雹（ひょう）が降り積もり、通りでは多くの車が埋もれて、一面の銀世界になった。警察や軍隊も出動して除雹にあたっているが、雹が溶けたあとの泥水で、道路が冠水し新たな交通渋滞が起きている。
大量の雹が襲ったのは、メキシコ中西部のハリスコ州のグアダラハラ近郊のサポパン。現地時間4日、ゴルフボール大の大きさの雹が降り始め、通りに駐めてあった車が埋もれるほど降り積もった。
今年6月にも雹が…
降り積もった泥だらけの氷を撤去するようす（Protección Civil JAL）
さらに激しい雷雨によって道路が冠水し、70軒以上の民家に泥水が流れ込み、浸水被害が報告されている。
今年6月にも雹が…
降り積もった泥だらけの氷を撤去するようす（Protección Civil JAL）
さらに激しい雷雨によって道路が冠水し、70軒以上の民家に泥水が流れ込み、浸水被害が報告されている。
ハリスコ州のエンリケ・アルファロ・ラミレス知事は警察や軍隊に道路の復旧を要請。これまでに男性一人の死亡が確認されているという。
メキシコのハリスコ州では、今年6月30日にも嵐の影響で、グアダラハラ市とトラケパケ市に2メートルを超える雹が降り積もったばかりで、今回の被害はそれを上回ると見られている。
