さんま 宮迫支援の思い吐露 吉本に反対されたら決別可能性「仕方ない」
明石家さんまが、20日夜に放送された大阪・MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で、闇営業問題で吉本興業から契約を解消された雨上がり決死隊・宮迫博之について、「ウチの(個人)事務所に欲しい」と語った。「何があっても宮迫側のフォロー」をしたいとの思いもラジオを通して伝えた。
番組は20日の宮迫と田村亮の記者会見前に収録されたものとみられる。
さんまは長年世話になった吉本の立場も、宮迫の立場にも理解を示した上で、「何があったって、我々は芸人サイドの見方」「何があったって、宮迫側のフォローをしてあげようと」と語った。
その上で「宮迫がフリーになった、っていうことで、できればうちの(個人)事務所に欲しい」「どっかの事務所も狙ってるか分かれへんけども、とりあえずうちの(事務所)も声かけてみようと思ってるんですよ」と、話し、「会社も手放すか?!宮迫を。よほどの会社の決断なんやろうけども」と驚きを隠せなかった。
村上ショージ、間寛平、ジミー大西、次長課長、中川家ら吉本の仲間を“ファミリー”のように大切にしているさんま。番組では「お前ら(村上ショージ)とか、次課長とか、中川家を添えて(営業を)やったら、お客さんも喜ぶ。そうしたいなー、って頭ん中で」と解雇された宮迫を見捨てず、一緒に仕事をする具体案を構想。「これで吉本興業が俺に対して『そんなことするなら会社やめてもらおう』ってなったら、仕方のないことで」とさんま自身が吉本と決別する可能性にも言及した。
最後は「俺、吉本興業でなくなるか分からんので気をつけといて」と冗談なのか本気なのか分からない口調で話し、「吉本と話をせなあかんけども、これからそうやってあげれたらいいな、と」と何らかの形で宮迫をサポートしたい思いを打ち明けた。