手紙

午後から実家。

来年の4月、姉家族と父母、祖母は暮らす二世帯住宅が完成します。
引っ越しをすることになるから
私はこれまで、ほったらかしにしていた、独身時代のアレコレを
片づけなければなりません。

…とうわけで、二階の私の部屋に行って、
部屋を見渡すとアレコレ懐かしいものが目に止まって進みません。

ふと、ベッド下にあった大中の紙箱を５個発見！
ふたを開けてみると、主に高校時代の手紙たちがキレイに入っていました。

レポート用紙に書かれた手紙
テストの裏に書かれた手紙
卒業後に郵送でもらった手紙

読み返すとつい吹き出してしまいました。

素直で自由で可愛い
恋に悩んでいたり
何かに怒っていたり
私のことを心配してくれていたり

卒業後の手紙の中に
ダンナさんからもらった手紙を発見！
「ありがとう、これからも友だちでいような！また集まろう」だって。

古き良き時代。私の青春時代って、まだ手紙時代だったんだ。

写真が好きだったから、趣味みたいに焼き増ししては郵送していたらしく、
そのお礼の手紙もいくつか…、心温まります。

こんなに充実した日々を送っていたんだぁ…
しかも、めちゃくちゃいい友だちに恵まれている。

このころ、自分がこんなに恵まれていて幸せということを意識したことは
なかったように思います。
でも、好きな人のことと、友だちのことで頭がいっぱいだった記憶があります。

手紙の最後に出てくる言葉。
「また直接話すわ」「会った時に詳しく話す」「明日、学校で」

目と目を合わし、会話をすることが当たり前のことだったんだなぁ。
本当にステキ。

今日、過去の幸せに気づくことができて、また幸せ。

あの手紙たちは捨てられないなぁ、一生の宝物にします。