6/6(月)、畑作業の後でベンセ湿原に向かいました。
畑から湿原までは20分くらいで行けます。
ニッコウキスゲが見頃でした。
この日はものすごい強風で、寒くて、寒くて、
ウィンドブレーカーを持って行って正解でした。
湿原周辺には、次々と風力発電機が増設されています。
数年前にはわずか1本しか無かったのですが。
強風で揺れまくるニッコウキスゲ
ニッコウキスゲ、今年は昨年並みの数に思いましたが、
ずっと以前には、もっと多くのキスゲがあったと思います。
デイリリーなので、一日しか花は咲きません。
ユリの仲間にしては、シベは小さいですよね。
紫の花はカキツバタです。
7月になると紫色の野花菖蒲が咲いていますが、
カキツバタを野花菖蒲と勘違いされる方もおられます。
カキツバタの花びらの中央に白線があります。
野花菖蒲は黄色い線があります。
さて、この湿原には、毎年、ホオアカやコジュリン、
オオヨシキリやコヨシキリが来ています。
今年こそ、頭の黒いコジュリン(雄)を撮影したかったですが、
今年もコジュリンに会うことはありませんでした。
でも、ホオアカがちょうどキスゲの花に止まってくれましたよ。
つぼみや茎に止まることが多いですが、
今回はラッキーなことに開花した花の上にちょこんと座り、
大きな声でさえずっていました。
ホオアカの名の通り、頬が赤茶色マーク。
ホオジロの仲間です。
胸の模様が黒と茶色で特色があるので、
ホオアカはわかりやすいです。
スズメ目 ホオジロ科 ホオジロ属
16.5㎝前後で、スズメより少し大きいです。
県内でも繁殖しているようです。
湿原には林もあって、そこでは毎年ウグイスが複数いて、
よくさえずっています。(目撃していませんけどね)
あまりにきれいで鮮やかに鳴くので、
うちの夫は、毎年のように言います。
「これは録音を流しているに違いない」と。
でも、今年は「なんだか本物のような気がしてきた」と
ようやくウグイス偽物疑惑にピリオドを打ちつつあります。笑
よく考えてみたら、夫はすぐ近くでウグイスを見た事も、
さえずりの姿を見たこともなかったからかもしれません。
月曜日は畑デーですので、朝ドラ終了次第、畑へGo!
1週間ぶりの畑にどんな変化があるでしょうか。
毎週、大きな期待と小さな不安があります。
ニッコウキスゲにホオアカ!
こんな素敵な光景が見られるのですね。
この冬、いちばん近かったホオアカは電線どまりでした(笑)
風力発電の風車にオオワシやオジロワシ、カモなどが当たって死亡する事故も相次いでいるそうですね。
エコや自然との共生、言うのは簡単ですが、実現していくのは本当に難しい課題ですね。
いつもコメントをありがとうございます。
ベンセ湿原には、この時期必ずいてくれるのが、ホオアカです。私はここ以外でホオアカを撮った事がなく、
他の場所でもいると思うのですが、意外と会えないものですね。
なので、ホオアカを撮りたくなったら、6,7月にここに行けば間違いなく写せます。
ホオアカは昔はもっと多かったようです。風力発電機も増設し、自然はどんどん壊れていくので、
ホオアカもコジュリンも益々減っていくかもしれませんね。
近年も猛禽類が風力発電機に接触して死亡する事故が複数あったそうですね。洋上発電も今後建設されるそうです。
自然エネルギーは有効でクリーンなエネルギーと言われる反面、風力も太陽光もそれなりにリスクは高いそうです。
人間の都合で自然が壊されて、結果、生き物たちが犠牲になるのでは、
いつか回り回って私たち自身にも影響するのだと思いますよね。