ここあコテージⅡ

鳥撮り、ガーデニング、手作りした物などを紹介します。

休暇中のプチ遠征① 数年ぶりのユリカモメ!

2020-03-19 06:54:41 | 

8日間の休暇中、どこに行こうかと考えたら、

やはり県内、そして、宿泊しなくてよい近場がいいとなり、

まずは、あまり行った事のない夏泊半島に行くことにしました。

 

夏泊半島は、青森市のお隣・平内町にあります。

陸奥湾に面していて、ホタテの養殖で有名です。

 

 

最初に平内町小湊の浅所海岸に行きました。

ここは白鳥や鴨の飛来地で有名です。

 

くもり時々晴れの一日でした。

オオハクチョウが数羽しかおらず、

あとはオナガガモが多かったです。

 

かなりの数、北へ帰ったのでしょうね。

白鳥もオナガガモも餌をやっている方に呼ばれると、

そちらへ集まって行きました。

 

 

おや?  おや、おや、おや~?

赤い嘴、赤い足、頬の黒い斑!

なんとユリカモメではないですか!!

期せずして会うことができましたよ。数年ぶり。

念願のユリちゃんです。

 

これはごく一部ですが、群れで来ていたんですね。

なんという巡り合わせでしょう!

津軽地区のあらゆる海岸を見ましたが、

全く出会えず、まさかこんな所にたくさんいたなんて・・・。

 

そしたら、なんと1羽だけ近くに来てくれました。

ノートリミングです。近すぎ! 笑

この子は人間に慣れている??

(私から餌をもらえると思ったかな??)

 

 

この子は冬羽の成鳥です。

夏羽になると、顔が真っ黒になり、

印象が変わってしまいます。

(英語ではBlack headed gull 黒い頭をしたカモメの意。)

残念ながら、こちらで夏羽を見る事はほとんどありません。

(少数ですが、夏羽が報告されていますが。)

 

 

ん?何を見つけたのかな? 餌ですか?

 

 

黒い斑が幼い感じに見えますね。

雄か雌かわかりませんが、

赤い嘴が口紅のように見えるし、

ユリカモメという名前が「女子」のようで、

なんとなく全部メスのように見えてきます。笑

 

別の個体です。

ふんわり飛んで行ってしまいました。

 

 

ユリカモメ(百合鴎)

名前の由来は、「百合」のように美しい説、

「入り江鴎」が転じた説など幾つかの説があります。

全長43㎝  翼開長94-110㎝

冬鳥(北海道北部・東部では旅鳥)。

東京湾では少数が越夏する事がある。

鳴き声は「キャー、ギャー」

 

 

キンクロハジロも数羽いました。(この子は雄)

 

 

ホタテの養殖場がある海岸なので、

いたる所にホタテの貝殻が落ちていましたよ。

 

平内町のホタテはとてもおいしいです。

県民はホタテが大好きで、刺身、炒め物、味噌汁、

酢の物、てんぷら、バター醤油ソテー、炊き込みご飯にしたり、

大きなホタテの貝殻に、ホタテやエビ、煮干しなどを入れ、

味噌と卵でとじた「味噌貝焼き」という

素朴でおいしい郷土料理がありますよ。

(作り方も簡単です。)

 

ここに居た鳥は、他にオオセグロカモメ、キンクロハジロの雌、

オナガガモなどでした。

 

 

このあと、半島をぐるっと一回りのドライブをしました。

 

続く。

 

 

 

 



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4 コメント

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こんばんは (ホロホロ)
2020-03-19 18:21:05
ユリカモメに出会えて、良かったですね!
期せずして出会えると余計に嬉しいですね。
待って待ってもダメな時もあるし、偶然出会えることもあるし、それらが野鳥撮影の面白いとこですね。
こちらのユリカモメもまだ、焦げ茶色の頭にはなっていません。
まだ、色白美人です。
こげ茶になったら、是非とも撮って、アップしますね。
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ユリカモメ (satineko)
2020-03-19 20:52:06
こんばんは。
休暇は近間でゆっくりと鳥見と美味しい物を頂くっていいですね。
オオハクチョウとユリカモメが同じところで見られたんですね。
白鳥は淡水のイメージがありますが海にもいるんですね。

思いがけずにユリカモメの集団にあえて良かったですね。
探しても中々会えない時もあるのに出会いは不思議ですね。
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ホロホロさんへ (ここあ)
2020-03-20 09:36:18
ホロホロさん、こんにちは。
いつもコメントをありがとうございます。
ようやくユリちゃんに会うことができました! 全く想定外だったので、嬉しい誤算?みたいな。たぶん今季はもう来ないと思っていたんですよね。良かったと思います。
そちらではユリカモメの夏羽が見られるのですね。羨ましい限りです。ズグロとユリと、夏羽の違いが見られそうですね。是非、是非、アップして下さいね。楽しみにしていますよ~♪
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satinekoさんへ (ここあ)
2020-03-20 09:41:19
satinekoさん、こんにちは。
いつもコメントをありがとうございます。
白鳥は私も淡水のイメージが強いのですが、こちらでは海にもいて、初めて見た時は不思議な気持ちがしましたよ。やはり白鳥は湖や川の方が似合いますね。海だと広すぎて撮れない事も多いですね。
ユリカモメは嬉しい誤算のような気持ちで、余計に嬉しかったですね。探しても見つからないのに、探さなくても見つかるという、とても皮肉的ではありますが、その意外さが探鳥の楽しさでもありますよね。一期一会ですね。だから止められないのですよね~♪
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