十三湖とその周辺シリーズも最後になりました。
お腹を満たし、午前に最初に行った場所にまた戻りました。
狙いはやはりオオワシです。
せっかく片道1時間近くかけて来たし、
次はいつになるかわからないので、もう一度トライ!
この辺は葦原になっていて、風で斜めになりながら枯れます。
この日も風はありましたが、穏やかな方でした。
これは「津軽大橋」。岩木川に架かっています。
結氷する前は、ここにたくさんのカモ類が来ています。
この道路は川に沿って敷かれています。
左は田んぼ、右は川です。
この先は十三湖の一部に突き当たり、行き止まりに。
この道のまん中に、よくオジロワシが降りる事があります。
オオワシはここにはあまり降りません。
狭い道なので、対向車が来ると大変です。
待っていると、川の方に黒い影を発見!
カメラで黄色い嘴を確認しましたが、車で行くと逃げられそう。
ここはゆっくりと歩いて近づく事に。距離がかなりありました。
オオワシ
この子、オスでしょうか? メスでしょうか?
オオワシはメスの方が少し大きいようですよ。
タカ目 タカ科 オジロワシ属
オス88㎝ メス102㎝
翼を広げると220~250㎝にもなります。
こっち向いて!と心で願っても通じません。
何か獲物でも探しているのでしょうか。
辺りにはカモたちはいませんが。
時々鳴き声が聞こえていました。
オオワシは7,8年で成鳥になるそうです。
肩の下の羽が真っ白いので、この子は成鳥です。
おっと、飛び立ちました!!
黄色の足、鋭い黒い爪。これで獲物をつかんで放しません。
このまま遠くへ行ってしまうかな?
急に向きを変えました。
オジロワシのように尾が真っ白。
尾羽は14枚あるそうですよ。
飛んで、飛んで、
飛んで、飛んで、
どこまでも飛んで、飛んで、
津軽大橋の方まで飛んで、飛んで。。。
ずっと行ってしまうのかなあ??
やっと止まったのは橋のライトの上でした!
いつもは電柱に止まるのに、この日はライトの上なんて、
サービスしてくれたようですね。^^
数年前にはここでは2羽いたと記憶していましたが、
ここ数年は1羽しか確認されていないようです。
絶滅危惧種Ⅱに指定されている天然記念物のオオワシ。
繁殖地はカムチャツカ半島が中心のようです。
北海道・道東で越冬しますが、一部は東北北部でも越冬。
十三湖以外では県内では三沢市近くの
小川原湖でも見つかっているようです。
十三湖に毎年来ているのは、きっと同じ個体なのかもしれません。
今度はいつ会えるかわかりませんが、
北に戻るまで、元気に越冬してほしいです。
このシリーズは、これで終わりです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
明日は「働く車」をお届けしますよ♪
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