日曜日の午後4時過ぎに、急に娘に誘われて、
鶴の舞橋の架かる津軽富士見湖に出かけました。
数日来の寒さで、再び頂上が雪化粧した岩木山
夕方なので薄暗くなっています。
山と周辺の紅葉とりんごの木が並んでいます。
この木のりんごは収穫が済んだようです。
暗くなりつつあって、白鳥たちはそわそわし出していました。
私はてっきり向こう側から白鳥たちがねぐら入りすると思って
ここに来たわけなのですが、
湖にいた白鳥たちは、むしろ田んぼの餌場の方に移動したようです。
もしかすると、この時間に採餌に行くつもり?
そうこうしていると、日が落ち出しました。
湖に降り注ぐ夕日は柔らかかったです。
すると、次々と湖から離れる白鳥たち
ねぐら入りどころか、ねぐら立ちをしています。
これはどういうことなのかな??
この後もうしばらく待ちましたが、
向こう側からこちらに来る鳥たちはほとんどなく、
私も夕飯の準備とかあるので、諦めて家路につきました。
昨年の12月頃には、もう少し暗くなったら、
かなたから次々と大群の雁や白鳥たちがねぐら入りしたのですが、
もっと暗くならないと戻らなかったのかもしれません。
それでも、夕日をバックに白鳥の飛翔姿を撮影できて、
自己満足しています。^^;
***
おとといの皆既月食、少しの時間だけ欠けるのが見えましたが、
その後は雲に隠れて見えなくなってしまいました。残念。
ところで、月食や日食を英語で エクリプス eclipse と言いますが、
私たちバーダーには、エクリプスというと、
オスのカモ類の非繁殖羽の事が真っ先に思い浮かびますよね。
ずっと不思議でした。「食(蝕)」と「非繁殖羽」との言葉の関係が。
エクリプスには月食・日食の他に、ギリシア語由来の
「力を失う」とか「姿を消す」「覆い隠す」という意味があるそうです。
オスのカモ類の非繁殖羽の姿は、本来の素敵な姿とは大違いで、
まるでメスのような地味な姿になりますね。
納得しました。^^
雪を頂いた岩木山、12月には真っ白になるのでしょうか?
麓の紅葉も進んでますね。
夕陽をバックに飛ぶ白鳥もいいですね。
自己満足に1票!!
それにしても、こんな時間に塒を離れるのはどういうことでしょう??他に塒があるのでしょうか??
MFの白鳥たちも、朝、餌場に移動して夕刻塒に帰って来るパターンですが・・・・
いつもコメントをありがとうございます。
この湖は普通は塒になっていて、たくさんの白鳥やカモや雁たちが来ていて、
昨年まではこのくらいの夕方には、湖に戻って来たのですが、今年はどういうわけかこの時間に去るという珍現象が起こっていました。
確かに、車で10分くらいの所には大きな湖があって、そこを行き来していることは知られています。
もしかすると、そちらを塒にしていた白鳥たちだったかもしれませんね。
ここの湖には、最近ハクガンがかなり多く入って来たようです。またの機会に行きたいと思っています。
塒入りや塒立ちは、主婦にはなかなか時間がとれない頃なので、数少ない機会に恵まれて感謝でしたよ。^^