里山に行った時に、小鳥とはあまり会えないので、
目線が必然的に下に行きます。するといろんな昆虫に会えます。
この時は久しぶりのチョウに会えました。
コミスジ
(小三條。チョウ目 タテハチョウ科)
茶色の地に白線が3段並んでいます。
似ているものにミスジチョウがありますが、
模様で違いがわかります。
5年ぶりくらいですが、珍しいチョウではありません。
コミスジに会えて喜んでいたら、今度は別のチョウに会いました。
イチモンジチョウ
一見コミスジに似たような色合いですが、
よく見ると模様が違っていて、これは初見です。
裏側はもう少しカラフルですが、写せませんでした。
次は「クスサン」という蛾の幼虫ですが、
ちょっとゾクッとするので、やっぱり最後に載せますね。
その前に、山野草を幾つかアップします。
オカトラノオ
小花が可憐です。
ヒヨドリ花でしょうか?
ヒヨドリの頭の毛(ツンツン)に似ているから??
野花菖蒲も咲いていました。
花菖蒲より細いですが、色も濃く、きれいです。
カキドオシの葉でしょうか?
花がないと、あれ、なんだっけ?と思います。
葉もユニークでかわいいですね。
ガクアジサイもありました。
この里山にはりんご園が隣接しているので、
農家さんが植えた物がこちらに越えてきたかもしれませんね。
イヌゴマ
これはわかりませんでした。
何でしょうか??
恐らくカシスだと思います。
里山になぜ?
もしかするとりんご農家さんが植えたカシスの種が
風や鳥を媒介して生えてきたのかも知れませんね。
それでは、いよいよクスサンです。毛虫ですよ。
苦手な方はスルーして下さいね。
クスサン(ヤママユガ科)の幼虫。
7-8㎝の長さでした。
終齢だとこのくらいの大きさになるそうです。
毒はないそうですよ。
クリなどの木の葉を食い荒らすクスサンの幼虫。初見です。
名前が面白いです。「○○さん」みたい。笑
「楠蚕」や「樟蚕」と書きます。
幼虫の別名は「シラガタロウ」「栗毛虫」だそうです。
これらも笑えますよね。
毛虫類は苦手なので、ゾクゾクしながら書きました。(><)
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熱海の土石流災害、大変なことでしたね。
50年ほど前、私のおば夫婦が土石流の被害に遭い、
九死に一生を得ましたので、他人事とは思えません。
心からお見舞い申し上げます。
一日も早い救出と復旧を祈ります。
蝶の観察も面白い季節になりました。
イチモンジチョウの仲間も、似たような模様があって苦労しますね。
これから鳥枯れのシーズンで、追いかけるものも少なくなってくるので、花や虫を追いかけるのもいいですね。
こちらのアジサイは、すでに見ごろを過ぎてしまいましたが、ここあさんの所では今が盛りなんですね。
いつもコメントをありがとうございます。
こちらはもう夏枯れ状態で、残念なのですが、代わりに昆虫や花を探す楽しみがあります。
今年はこちらではアゲハが少ない気がして、これからに期待しています。
コミスジやイチモンジチョウに会えて嬉しかったです。
トンボも近いうちにまたアップする予定です。
こちらでは、今アジサイが色づいたところです。これから楽しみです。ハスも開花し始めましたよ。