市内の里山に行った日はとても暑い日で、
6月なのに真夏日になりました。
木陰で何回か休みながらの散策になりましたが、
ベンチに腰掛けて、その辺を眺めていると、
ようやく小鳥の声が聞こえてきました。
いつもの聞き慣れた声。シジュウカラです。
オスが1羽、りんごの枯れ木の枝に止まりました。
(この木は古木というよりも、何らかの理由で枯れたものと思われます。)
シャッターチャンスとばかり、座りながら静かに構えていると、
シジュウカラの声が高まりました。
あちらこちらに移動しつつ、高い鳴き声を上げ続けていました。
すると、まもなくやって来たのは1羽のメス。
よく見ると、大きめの虫を咥えていました。
自分で食べるのではなさそうです。
ということは、近くに雛がいるのかもしれません。
こちらは先ほどのオスです。
メスには近づきませんが、鳴きながら移動しています。
「今なら大丈夫、早く!早く!」
とでも言っているのでしょうか。
一体どこに雛がいるのだろうと、私も雛が出てくるのを
今か今かと待っていましたが、全く現れません。
メスは、更にあちこちと枝を移動し、
時には木の下草の方に降りたりして、
せわしない感じがしました。
やはり雛はここにはいないのかと思った瞬間、
メスがス-ッと入って行った先は、
なんと枯れ木の中央の枝の洞でした。
こんな枯れ木の細い枝を巣にしていたのか!!
きっと雛はまだ巣の中だったのだと思います。
それにしても、葉が1枚もない、
こんな目立つ所に営巣とは!
おまけに遊歩道に隣接しているので、人がよく通ります。
人間に守ってもらえると考えての行動かもしれません。
ツバメの行動と同じように。
巣があるとわかったので、居心地の良いベンチを立って、
他のエリアのベンチを探すことにしました。
巣の雛はどのくらい大きいのかわかりませんが、
顔など出さなかったので、きっとまだ孵って間もないのかも。
夫婦で協力し合って子育てしているシジュウカラ。
こうしている今も、餌探しに東奔西走していることと思います。
お疲れ様とエールを送りました。
こちらは同じ畑の、生き生きとしたりんごの木。
りんごはすもも大になりましたよ。
こちらはかりんの実。
以前、花を紹介しましたが、実が生りました。
こちらもまだ梅くらいの大きさです。
***
たまに小雨が降る程度の津軽地方。
今週は傘マークが続いていますが、果たして降るでしょうか?
これから畑に行ってきます。
カブの収穫がまたできそうかな。
青森の今年の梅雨は雨が少ないのですね。それでも、畑の水やりに足りるくらい降っているのでしょうか?
シジュウカラの巣、近くの公園でも似たようなところに作られています。
人通りの多い所に作るのは、カラスや蛇を警戒しているのでしょうか?
元気な雛たちが無事に巣立つと良いですね!
リンゴの実の成長を日々観察できるのも、北国ならではですね。
いつもコメントをありがとうございます。
今日は雨予報でしたが、結局降らず、作業は楽にできました。昨夜少しですが雨が降ってくれましたが、
もっと定期的に降ってくれないと、真夏が心配です。
南の方では大雨で災害、こちらは降ってくれなくて困るし、ちょうどよく行かないものですね。
シジュウカラは頭がいいなと思います。ヒトをうまく活用して。里山は天敵も多いかもしれませんね。
真上にはよくカラスや猛禽類が飛んでいます。
ヘビもいます。(先日アオダイショウを見た里山です。)
無事に巣立った雛たちを見てみたいです。
りんごはこれから袋掛け作業に入ると思います。(無袋もありますが。)秋にはおいしいりんごが神戸のスーパーや
こんなこと、あるんですね。失礼しました。
続きですが。。。
産直にも出回るかもしれませんね。^^
シジュウカラさんは、子だくさんとか。
友人が巣箱を作って、子育てをしているのを観察してます。
オスは、安心かどうか、回りを見張って、合図の鳴き声で
メスが巣箱にエサをくわえて、入るんですって。
10個のうち、2個は孵化しなかったそうですよ。
用心深い、子育て中の巣をよく見つけましたね~
さすがです。
いつもコメントをありがとうございます。
シジュウカラは、オスとメスでよく協力し合って子育てします。確かに子だくさんですね。
たくさん産まないと、外敵も多いからでしょうね。
面白い事に、巣の中で餌を食べた雛は、お尻を上に向けて、即うんちを出して、
それを親が咥えて外に出します。うまくできているものですね。
近くで観察できるなんて、ミルクさんが羨ましいです。
お友達のシジュウカラの雛たちも無事に巣立つといいですね。