続きの話です。
今日はコハクチョウです。
駐車場からかなり遠く離れた場所には、
白鳥100羽のうち2/3くらいがコハクチョウでした。
実は、昨年まではオオハクチョウが多く、
コハクチョウは数羽混じる程度だったのです。
今年は来るのが遅かったのに、コハクチョウの多さには驚きです。
駐車場側にも数羽のコハクチョウたちがいました。
オオハクチョウとコハクチョウが混じり合っているのですが、
よく見ていると、オオハクチョウとコハクチョウは、
一緒の行動はあまりしていないようです。
急にコハクチョウが鳴き出した時も、オオハクチョウは近くにいても、
全然羽を広げず、鳴くこともありませんでした。
これは仲間同士だけのコミュ二ケーション方法なのか、
それともたまたまだったのかわかりませんが、
コハクチョウだけが反応しました。
これがコハクチョウですが、オオハクチョウとの
一番の差はくちばしの黄色い部分の面積です。
コハクチョウは途中で切れているような感じです。
右がオオハクチョウ、左がコハクチョウですが、
大きさの違いがわかりますか?
図鑑によると、オオハクチョウ140~165cm、
コハクチョウは115~150cmとなっています。
個体差もありますからね。
この写真だとそんなに違いはわからないですね。
さて、コハクチョウと言えば、いつも探してしまうのが、
「アメリカコハクチョウ」です。
アメリカコハクチョウの特色は、やはりくちばしですが、
黄色い部分がほとんど無いか、あっても少し、
という微妙な識別法です。
まん中の子は、コハクチョウのようでもあり、
アメリカコハクチョウのようでもあり。
これでは確信が持てないですね。
かつて私の地域には、数羽のアメリカコハクチョウは
目撃されていますし、私も何回か見た事があります。
先ほどの遠くにいたコハクチョウたちの写真を
かなりトリミングをしてみました。
どうでしょう?
ピンクの矢印の子たちは、アメリカコハクチョウではないでしょうか??
(ぼけているので見にくいですが、おゆるしを。)
もっと近くにきてほしかったですよ。残念。
でも、この子たちもここに慣れてきたら、
駐車場の辺りまで来てくれるようになるかもしれないので、
そのときは、もっと近くでアメリカさんたちを見ることができるかな。
1ヶ月後くらいにまた観察したいと思います。
こちらもオオハクチョウ(左2羽)と
コハクチョウ(奥2羽)です。
これは違いが少しわかりますか?
コハクチョウが奥になってしまったので、
比較はできにくいですが、
なんとなく小柄な感じがしますね。
コハクチョウはいかがでしたか?
明日からは、カモたちに焦点を当てたいと思います。
まずはカルガモたちの行動です。
お楽しみに!
***
クリスマスは過ぎ去りましたが、
教会では、ツリーやリースは新年も飾っています。
そして、今日も礼拝のお話は、クリスマスの内容です。
もうキャンドルは点けないのが普通ですが、
今日は内容に合わせて4本全部に火を灯します。
一日も早くコロナ禍終息を祈ります。
今週は、Good news が聞けますように。
雪上を歩く姿、じっくり見てみたいです。
コハクチョウの方が人に対する警戒心が強いのでしょうか。
まだ一か月以上もハクチョウたちとお付き合いできて、かわいい顔を近くからご覧になれるのでしょうね。
昨日のオオハクチョウたちの表情、どれものびのびと自然で素晴らしいです。
いつもコメントをありがとうございます。
ここの飛来地は、毎年オオハクチョウが来ていたので、今年のオオハクチョウたちも常連の群れなのではないかと思います。
コハクチョウの群れは、きっと今年初めてかもしれなくて、遠慮がちに離れた所にいたと思われます。そして、比較的近くにいたコハクチョウたちは、毎年少数で来ていた子たちなのかもしれません。こんなに多くのコハクチョウがここに来たのは初めてなので、来年以降も来てくれるといいなと思っています。
次に見に行った時には、是非コハクチョウを間近で見たいです。そのときはアメリカコハクチョウにも会えたらうれしいなと思います。^^