アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

雨の神戸で

2017年07月05日 | 作品について
昨日、作家の仕事とは別の仕事で神戸に行ってきました。
急に決まって、しかも台風来てるし大丈夫かしら…という中で
でも新幹線も遅れずに動き、大丈夫!名古屋に戻るとJRの在来線が
運転見合わせしてたけど、雨風もたいしたことなくて良かった。

神戸では北欧の家具を見て、触って、座ってみて、
職人さんの仕事に感動しつつ、いろいろ勉強してきました。

そこで聞いた言葉に共感!

 職人さんの丁寧な仕事
 上質だからこそシンプル
 長く長く使えるもの

そう、いつも私が目指しているものと同じだった。
丁寧に作られているものを欲しい人は、妥協することなく、
作られるものの完成を待ってくれるし、求めてくれる。
そして大事に扱ってくれる。

(これって、大切な人との付き合い方とも似てませんか?)

また自分の仕事、がんばろうって、思いました

ビルを出て見つけたもの。いい感じ。


神戸は昨年の九州での個展のためにフェリーに乗った
思い出の場所。あの時も雨だったな

和紙にのせて 明日から!

フェリー乗り場に早く着いて「まだ受付できないから
三宮にでも歩いて行ってきたら」って教えてもらって
行ってみたけど、雨の中、えらい遠くて疲れた記憶が

さて、おとといから新しい作業をしています。
個展で大きい和紙を吊るすために、今回はイタリア製の
モールディングを使うんですが、そこに和紙を留めるため
彫刻刀でコリコリ細工をしている時に、指を刺してしまいました

痛いのはもちろん、流血は作品を汚しちゃうので気をつけないと!

イタリア製モールディング(額縁用の木)と和紙の組み合わせが
どんなふうに仕上がるのか、それも今回の楽しみのひとつです
コメント
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