今日は母の誕生日でした。
もう、直接会っておめでとうと言うことも、年をとることもないんだなぁ。
最後に私からプレゼントしたものは、私が漉いた和紙で作った白いお花でした。
家に戻れなくなってからずっと握りしめていた犬の(病院では看護師さんにクマちゃんと言われてたけど)ぬいぐるみと一緒に。
お別れの日、母の顔のまわりに和紙のお花を飾りました。お花、好きだったからね。
あれから、ひと月半ほど経ちました。
あまり笑うことはないけれど、今日も私はご飯を食べて、仕事をして、小鳥としゃべって、いろんなことを考えて、なんとかぼちぼち生きています。
見てるよね、きっと。