アトリエここるぴあのギャラリーの作品のひとつ。
タイトルは「バイヨンヌの雨上がり」
10年前の冬、フランスのBordeaux(ボルドー)からTGVに乗って訪れたバスク地方のBayonne(バイヨンヌ)という街で、名物のガトーバスクと泡あわショコラでカフェで一休みしながら散策した時に出会った風景です。
バイヨンヌは観光的な歴史的建物も多くありますが、高台の住宅街の中には靴やルリユール、時計、革製品などのアトリエもあり、生活の中に普通に溶け込んでいました。
あいにくの雨模様でしたが、夕方、駅に向かう帰路の途中で雨が上がって、少しだけ光が差してきたところです。
バネルに張ってある和紙は紅茶で染めました。その上に薄く漉いた落水紙を貼りました。
個展では「これはイラストですか?」と何度か聞かれました。でもこれは写真です!つるつるではない和紙の表面ですが、写真に写った水面が輝いて見えるところが好きです。
素敵な街でした✨
旅の記録はアトリエここるびあのblogに詳しく載せています。もう10年も前かぁ。
それから、作品にちょっとだけ重なったリースは、昔友人が誕生日にプレゼントしてくれたものです。たまたま重なってしまったらかわいくて、そのままに😊