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日本語を知っていれば書けるという考えは古く、

  第83期文演(23/6/24~8/26)アンケートです。

   きょうは、考古学関連企業に勤務するSさんです。

  2023-04-04 いろんな実用書を読む勇気が出てきた」のSさんです。



       
Sさんの文演アンケート



 
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
 
A.1  ・目的は2つある。

   1つ目は、職場で報告書を作成する業務をしており、世に出しても恥ずかしくない文章の書き方を学ぶためである。

   2つ目は、今年の4月に大学院に入学したので、授業で発表するときや、レポートを提出するときに、相手にわかるような伝え方や文章を書けるようにするためである。




  Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
  A.2 
・義務教育で教わったことが、3~5割しか役に立たなかったことである。小、中学校の先生方が、「よい」と判定した同級生の文章は、確かに伝わる文章だったし、作文などで指摘された部分は改善の必要があった。しかし、文章を修正するための根本的な指摘は、一度たりとも満足に受けたことはなかった。特に、文章を書く前に、設計図を作る作業が必要ということを知ることができたのは、大きな収穫である。

   今回「文演」を受講して、本当に見本となり、参考にすべき文章とはどんなもので、気をつけるべき部分や法則が何であるかを初めて知り、非常に勉強になった。



 
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
  A.3-1 「授業前」課題となった著者の文章は、口語体で非常に読みやすかった。内容も、文章を書くために必要なことが書いてあり、とても参考になった。しかし、本文に書かれていることを実践して書くことができるかというと、それはまだ難しいと思った。この文章を要約する時、短い文章で伝わるためにどうまとめるかに苦心した。そのために、大学受験のために通っていた塾で教わった方法と、松田先生が授業中におっしゃっていたことと、配布されたプリントを元にやってみるので精いっぱいだった。

   著者の文章で、松田先生の線の引き方を参考に、宿題の本文に線を引いてみたが、「本当にこれであっているだろうか」と不安になった。特に、本文をわかりやすい言葉に書き換える作業で、「この単語を使っていいのだろうか」と迷いながら要約したので、とても自信が持てない状態だった。


 
A.3-2  「授業後」要約することに意識が向きすぎて、肝心なところに目がいかず、本文中の比喩表現に引っ張られてしまい、詰めが甘かったと思う。

   ほかの受講者の文章は多種多様だが、本筋となる部分は共通しており、自分の要約もそれに沿っていたことと、松田先生に「よくまとまっている」とお褒めいただいたことで安心した。要約の最後のまとめ方が気がかりだったが、ほかの段落で本文の幹が押さえられていれば、変化球でも大丈夫だと聞いて、安堵した。

   松田先生の他の受講者への指摘などで、文章のまとめ方によって段落数にこだわりすぎる必要はなく、文章の設計ができており、幹をとらえていれば、独自のまとめ方をしてもよいのだとわかった。筆者の原文にすべて従う必要はなく、使いたくない言葉があれば、筆者の意図を汲んだ言い換えもできるという新しい発見もできた。今後文章を書くときに生かせるようにしたいと思う。


  Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
  A.4 ・82期の文演にお誘いいただいたとき、都合の悪い日が多かったため、 申し込みを断念した。

   今回は、都合の悪い日と丁度重ならなかったので、無事に受講できてよかった。文章を読むとき、本来声に出す作業は必要はないが、授業中に文章を声に出したり、受講生が発言したりすることで、目だけでなく、音声化された文章を耳で聞くことで、頭の中の考えが再整理できてよかった。

   文章を書くということは、日本語を知っていれば書けるという考えは古く、本当の基礎を学ぶことができてよかったと思う。実践として、大学院のレポートで高評価を得ることができ、その授業の成績も一番良い評価を得ることができたので、松田先生に感謝申し上げたい。今後、仕事でも学んだことを生かしていきたいと思う。



 大学院のレポートで高評価を得ることができ、その授業の成績も一番良い評価を得ることができた」とは、一歩引いた文章にすればとなります。

 速読のレッスンから帰るときに、こちらに教えてくれたのはもっと端的でした。「まったく問題なかったです。今まで見たことがないようなレベルでした」と言われたと聞きました。こちらがホメられたような感じでした。

 実践の現場で活用できているのが何よりであります



 通信教育でユーキャンの速読を全55回終了し、教室にも49回(23/9/5)

 取り組み方に筋金が入っているSさんです。

 これからも、速読ばかりでなく、文章についての勉強も継続していただければと思います。

 第83期の勉強会も新代表のリードで開催されるようです劉さん自身の学びのために、しばらく無料らしいのがスゴい)。 
 
 

   




           ※クリエイト速読スクールHP  

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