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クリエイト速読スクールブログ
普段の自分の思考では及ばないような領域に考えが及ぶ
第62期文演(14/9/27~12/6)アンケートです。
きょうは、司法試験受験生のKさんです。
2014-04-20「設問文の論理関係の把握が以前より速くなった」のKさんです。
Kさんの文演アンケート
Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 私の受講動機は、司法試験論文式試験への対策である。
義務教育での作文教育を除き、文章を書く訓練を受けたことのない私は、これまで無手勝流に文章を書いていた。そのため、司法試験の答案練習をしても、「ここまで私の言い分を詳しく書き連ねたのだから、良い評価が来るだろう」と思って提出すると、まったく良い点がつかないということが頻発した。
そこで、文章作成能力向上のヒントを得たいと考え、「よりよい表現を身につけるための見方・考え方」を学べるという、クリエイトの文章演習講座の受講を決意した。
Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 思考の幅が広くなったように思える。
講座ではエッセイ調の散文や小説、新聞など、様々な文章を読み、気づいた点を受講生全員で挙げていくということを中心に行った。はじめは実際に書く訓練を積んだほうが効果的ではないかと考えていた。しかし徐々にテキストのレベルが上がっていくと、文章の問題点を見つけるのが難しくなってきた。予習段階での書き込みは日を追うごとに減っていき、講義中に松田さんのヒントや他の受講生の発言をもとに、頭をフル回転させて必死に考える時間が増えた。今思えば、これこそが松田さんの狙いだったのかもしれない。一人で云々と悩むのではなく、現場でみんなと一緒に考えることで、普段の自分の思考では及ばないような領域に考えが及ぶ。
Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1 「授業前」 要約の課題文が、日本語の使い方に長けた人が書いたものであったため、「筆者がもっとも伝えたいと思われる部分を抽出して、自分の言葉で適宜補完していけばそれなりのものができる」と、甘く考えていた。
しかし、いざ作り上げてみたのは文章のつぎはぎのようなもので、自分で読んでもまだ一読了解というわけにはいかない代物だった。結局、そのつぎはぎを自分なりにブラッシュアップしたものを提出した。
A.3-2 「授業後」 自分の考えが及ぶ限り最良の要約を提出したつもりでいたが、まだまだ甘かった。松田さんからは口頭で数々の指摘を受けた。自分の頭の中にある、もっともその文脈にふさわしいと思われる言葉を使いさえすれば、それがそのまま最も当意即妙な文章になる、という思い違いに気づくことができたのは、大きな収穫であった。
Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A.4 松田さんは同じことを繰り返して言うことをしない。そのため、口頭で伝えられる事柄をノートにとる作業は大変であり、右手は常に赤ペンを走らせていた。初回講義のテキストは真っ赤に染まったが、回を追うごとにテキストには白いままの部分が多くなっていた。私のやる気が回を重ねるごとになくなっていったためではない。不思議なことに、事細かに書いた初回講義のテキストへの書き込みよりも、後の回のそれの方が、読み返してわかりやすいのである。言われたことを脳内で理解し、書き留める時間が圧縮されることで、一読して理解できる言葉を書けるようになったのだ。これは間違いなく文章演習講座の効果であり、記述に割ける時間の制約上、一筆で読みやすくわかりやすい文章を書かなければならない我々司法試験受験生が喉から手が出るほどに欲しい能力である。
「松田さんは同じことを繰り返して言うことをしない」は、初めて。
むしろくどいときがあると指摘されることがあります
また、「口頭で数々の指摘」などは、相手を見てというものです。
Kさんは「指摘」してかまわない、いわゆる話せばわかるひとです。
早慶ローの違いはありますが、Kさんには、前期受講のZさんに似たものを感じています。
Kさんは速読も着々とこなしています。
「Kさんの受講42回目の主なスコア15/1/21」よこサッケイド40 数字ランダム46・50 漢数字一行〇→10,800 、一→990、七→360 たて一行ユニット109・106 スピードチェック40(53秒)40(59秒) ロジカルテストDタイプ25/27(3分)26/30(2分57秒) スピードボードγ5×526/27(3分)30/30(2分51秒)イメージ記憶19/40(1分30秒)30/40(1分)倍速読書『ペンギン~』21,000字/分 理解度A-※ロジカルは、前回のスコアです。
満遍なくできています
Kさんの何よりの強みは、純粋に本好きという点です。
きょう、東京地方は雪。
文演4回目があしたでなくてよかったです。 真
追記:令和元年司法試験に合格した池松さんです。
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