覚えるまで読んで、書いたものも何度も読み返しました

　  第84期文演（23/10/14～24/1/13）アンケートです。

   きょうは、主婦Ｙさんと、ご子息Ｓ君です。

  　2023-12-26 「子どもと頑張ると約束をしたので」のＹさんと、2023-09-27「本を読むのが簡単に感じた」のＳ君です。


　  まずＹさんから。



　　   　  Ｙさんの文演アンケート



　 Ｑ．1　当講座をどんな目的で受講しましたか？
　 Ａ．1 　・子どもの頃から文章を書くことが苦手だったので興味がありました。息子のフォローと受験対策も兼ねて受講しました。


　 Ｑ．2　「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか？
　 Ａ．2　・書き手の意識に気が向くようになりました。これまで何気なく本を読んできましたが、読点の位置や単語の選び方、表現の方法など考えられていることに注意して読むことが楽しくなりました。プロのすごいところを垣間見ることができてよかったです。これまであまり小説を読んでこなかったのですが、いろいろ読んでみたくなりました。


　 Ｑ．3　宿題の「要約」はどうでしたか？
　Ａ．3－1　「授業前」 正直なところ大変でした。一つの文章にこんなに向き合ったのは初めてです。覚えるまで読んで、書いたものも何度も読み返しました。納得できる前に力尽きてしまいましたが、すごくいい経験でした。課題の文章も面白かったので、一冊全て読みました。

　 Ａ．3－2　 「授業後」同じ文章を読んでも書く人で違いが出ていて面白いと思いました。年齢も関係なく、中高生も上手でした。要約の練習は読むことにも書くことにもすごく力になると実感しました。中高生には頑張って取り組んでほしいです。


　 Ｑ．4　全体的な感想をお聞かせください。
　 Ａ．４　・周りは優秀な方ばかりでしたので少々気後れしましたが、毎回楽しく参加できました。受講した日は変に頭が冴えてしまって眠れないほどでした。文章を書くことに対する苦手意識はなかなか取れるものではありませんが、形を作ればいいと思えることで少し気が楽になりました。次の課題は思うことを言語化することでしょうか。メールや会話などでも同じく、相手にわかりやすく伝えるということを心がけていきたいと思います。 　
　 ありがとうございました。 　
  おにぎりは家族みんなでおいしくいただきました。ご馳走様でした。

　Ｙさんは、論文式試験がある資格試験にチャレンジすればよいと思ってしまいました。

　自分の意見・主張の前に、相手が求めているものは何か。それを余すところなく、ロジカルに表現した要約でした

 「中高生には頑張って取り組んでほしい」とは、文演は受けたほうがいいですよということです。


　あと、「息子のフォローと受験対策も兼ねて受講」が、ご子息Ｓ君の「受験対策」だけでないような書き方が気になりました。

　何か「受験」勉強されているのでしょうか

　





  次はＳ君です。



　　   　  Ｓ君の文演アンケート



　Ｑ．1　当講座をどんな目的で受講しましたか？
　 Ａ．1 　・国語が苦手です。受験までに国語を得意とまではいわなくとも、しっかり高得点をとれるように文章を読む、書くときの注意点やポイントを知りたいと思い、受講しました。


　 Ｑ．2　「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか？
　 Ａ．2　・今までは文章を読むことの何が楽しいのだろうと疑問に思っていたのですが、この文演を受けて上手な文章は隅々までいろいろな仕掛けを施していて、とても奥が深く、面白いものだと思うようになりました。



　 Ｑ．3　宿題の「要約」はどうでしたか？
　 Ａ．3－1　「授業前」 僕は今まで、受験問題などで、文章の抜き出しや、少しだけ自分の言葉にかえて書くなどしかしてこなかったので、750字の要約などはしたことがなく、文字の調整にとても苦戦しました。最初は750字は長いから普通に書いていれば形になると思っていたのですが、思っていたよりも全然文字数が足りず、本当に大事なことしか入れられず、何が本当に大事なのかでとても悩んだ要約になりました。でもとても勉強になったと思いました。

　 Ａ．3－2　 「授業後」 授業前は僕の要約は大体抜き出すところは的中していると思っていて自信があったのですが、実際に受けてみると抜き出すところ自体は8割ほど合っていたのですが、問題はひとつひとつの言葉で、細かいところまで指摘されました。要約の宿題の前に、松田さんが言っていた100点を目指すの意味をそこでやっと理解しました。


　 Ｑ．4　全体的な感想をお聞かせください。
　 Ａ．４　・以前は文章は抜き取ったりするだけでつまらないという偏見を持っていました。今回の文演で、文章の深いところまで、多くの人たちと考えて、筆者の工夫した点などを詳しく感じ取ることができてとても楽しかったです。今まで、ここまで一つの文章を深く考えることはなかったので、今回の文演は非常に勉強になったと思います。　
　
　Ｓ君は4月から中3。

　おとといの日曜日、ひとりできて、2コマ連続受講して帰りました（受講38回・39回）。

　初めての2コマは「疲れました」とのこと。

　文演アンケートもしっかり書き残しました。とても偉いです

　あとは、高校受験の直前まで通うだけです。通っていたほうがいい結果を出せていますから。

　クリエイトの代表ユウさんが通った栄東も、受験校のひとつというのはどうでしょうか。「親身になってくれるすごくいい学校」だそうです。


　
　最近の文演は、親子で一緒にというケースが増えています（第84期は二組）。

　最初は、一緒で話しにくくないかなとか気になっていましたが、杞憂もいいところでした。

　できましたら、どこかの回で10代のみなさんも「頭が冴えてしまって眠れないほど」の体験をしてもらえればありがたいです。　　真　

　　　

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