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「模擬演習」を行うことの意義

  先週、塾で「民法演習」を受けてきました。なお、レベルは国税・国家Ⅱ種・地上上級くらいでした。

 自己採点をしてみたら、合格確実ラインまで1点足りないことが分かりました(25点満点)。まだ本番まで時間があるとはいえ、合格確実ラインを意識している以上、この点数には自分への不甲斐無さをふつふつと感じます。

 では、何が問題だったのか考えてみますと、いくつか重大な欠点があることが分かりました。①特定の分野の知識がゴッソリと抜け落ちていた(共有地に関する知識と債権総論)、②知識が曖昧な部分があること(失踪と特別失踪の要件)、この2つでした。

 よく考えると、この演習を受けなかったならば、この2つのミスに気付かないまま、今後の学習を進めることになっていたのです。下手をすると、得点力が全く伸びない学習を続けることになっていました。そう考えると、「模擬演習」は日々の学習の指針になるのです。

 

 公務員の勉強では、冬まで中々模擬試験を受ける機会がありませんが、早いところ「模擬演習」を実施することをお薦めします。塾で貰った問題集を切り張りして、1時間くらい演習を行うのもよいでしょう。または、友人達と問題を1人10題くらい持ち合わせてきて、それをランダムに組み立てて、オリジナル模擬演習を行うのも有意義です。

 日々の学習では、学習の変化が中々眼に見えないので、どうしてもマンネリを感じてしまうことが多いです。そうならないためにも、「模擬演習」を継続的に行って、自分の力を客観的にチェックしていくことが、合格するためには極めて大事だと痛感しました。  大西隆

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