自転車乗りの自転車屋です β版

新潟県新発田市でサイクルショップ27(CS27)という自転車店を営んでいます。

ダストシールの交換

2005-07-15 00:31:43 | CS27のブログ
ロックショックス psylo xc
フォークを逆さにするとオイルが漏れるって事でダストシールを交換しました。
ロアーレッグの左にある、グレーの輪っかがダストシールです。
プラスチックとゴム(便宜上こう呼びます)の複合素材ですが、変形しないように中に鉄の芯が入っています。
更にインナーチューブと接触する所にはコイルスプリングが『タガ』のように入っていてオイルを逃さないよう踏ん張っています。

実はこのシールは絶妙な仕事をしていて、キツければアウターレッグとインナーチューブが動かなくなり、緩ければストロークする度に汚れが中に入りオイルが出ていっちゃいます。
…で、メーカーはどうするかと言うと後者を選びます。
動かなけりゃサスペンションの意味が無いモンね。

それじゃあ、汚れが中に入りオイルが抜けていくサスペンションをどうするか?
まず出来ることは、シール周りを綺麗に保つことです。
乗ったら拭くこと。これが一番!!
その時にインナーチューブとダストシ-ルに傷が付いていないか良く見てください。
ダストシールに傷が有るのは交換した方が良いでしょう。シールに傷が無くてもインナーチューブに筋状の傷やコーティングの薄れを感じたらダストシールの交換を考えたほうが良いでしょう。
安いもんじゃないんで、最小限の出費で長持ちさせましょうネ。

…医者の不養生とでも言うのでしょうか、私のAMPはダンパーがイカレテしまいました。
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