フランスの著名な文学賞の一つである「ゴンクール賞」は、自然主義を標榜した19世紀フランスの作家ゴンクール兄弟が創設したものです。
プルーストもこの賞を受賞しています。
『ゴンクールの日記』
日記には、1862年に兄弟とガヴァルニそれにサン=ブーヴの4人が主催者となって始めた「マニー亭の晩餐会」について、あるいは兄弟が親しく交流したフロベール、ゴーチエ、ユゴーといったホモソーシアルな(ホモセクシュアルではありません!)仲間たちのこと、マチルド皇后について等々、多数の裏話が散りばめられており(あのー、エロいお話もいっぱいです!)、19世紀の文学・芸術にまつわる社会の舞台裏が垣間見られます。
サンドは、この「マニー亭の晩餐会」に出席を許された唯一の女性作家でした。
Journal des Goncourt : mémoires de la vie littéraire.... 1e vol. Goncourt, Edmond
https://gallica.bnf.fr/ark:/12148/bpt6k2026664/f11.image
ーーー
La Faustin
EDMOND GONCOURT (DE)
JEAN-PIERRE BERTRAND
Portrait d'une actrice dramatique partagée entre le personnage de Phèdre qu'elle incarne à la scène et, à la ville, les aléas de sa vie amoureuse.
https://www.actes-sud.fr/catalogue/romans-nouvelles-et-recits/la-faustin