日本フランス語フランス文学会(SJLLF)2020年度秋季大会
10月24日(土)
■開会式(12:50~13:10)
■研究発表会・第1セッション(13:20~14:30)
【言語学】(司会:大久保朝憲)
1. 物語における名詞発話文について―自由話法との関連から(栗原唯)
2. Une perspective logico-syntaxique de la causalité et de l’inférence − une étude de parce que, comme (causal), donc et puisque(Christophe Mitchito Darmon)
【19世紀1-1】(司会:桑原隆行)
1. バルザック作品の中のブルターニュ―そのステレオタイプなイメージの示すもの(別役昌彦)
2. アルフォンス・ドーデ作品における主人公と挿絵表現(鶴岡彩香)
【19世紀1-2】(司会:福田裕大)
1. 創造の原理としての偶然―アルフレッド・ジャリにおけるクリナメンの意味と展開(佐原怜)
2. モノロギストあるいはモノログーの出現と変容― 19世紀末のモノローグ流行と作家たち(岡本夢子)
【20-21世紀1−1】(司会:三ツ堀広一郎)
1. 『力への詩』の詩学―アンリ・ミショーからピエール・ブーレーズへ(東川愛)
2. ロブ=グリエ『迷路の中で』のエクリチュールとその条件(木村仁志)
【20-21世紀1-2】(司会:中島淑恵)
1. 「愛せない」ヒロインの見えない指向―ルネ・ヴィヴ ィアンの自伝的小説における「無性愛」(長澤法幸)
2. 「文学的身体」とはなにか―コレット『純粋なものと不純なもの』におけるルネ・ヴィヴィアンのポートレート(伊藤靖浩)
【20-21世紀1−3】(司会:前之園望)
1. アンドレ・ブルトンにおけるドキュメントの問い―「ありのまま」の記述についての一考察(藤野志織)
2. マンディアルグ「ダイヤモンド」における秘教主義と結晶体の美学(松原冬二)
研究発表会・第2セッション(14:50~16:00)
【18世紀】(司会:森本淳生/井田尚)
1. レチフ・ド・ラ・ブルトンヌにおける自己同一性の探究 ―『パリの夜』を中心に(石田雄樹)
2. マリヴォー『偽りの打ち明け話』における偽りの真実、あるいは真実の偽り(山下裕大)
【19世紀2-1】(司会:和田光昌/Vincent Teixeira)
1. 科学普及活動家ルイ・フィギエと回転テーブル―『死の明くる日』を中心に(槙野佳奈子)
【19世紀2ー2/20-21世紀2−1】(司会:原大地)
1. 『アナトールの墓』における「神性」の問題―マラルメの喪の作業の本質(馬越洋平)
2. 1920 年代におけるジュール・シュペルヴィエルの詩学の展開―『ユーロープ』誌との関わりを中心に(佐藤園子)
【20-21世紀2−2】(司会:小黒昌文)
1. 〈生〉と響き合う音楽―「スワンの恋」におけるヴァントゥイユの《ソナタ》像(関野 さとみ)
2. 滞日期ポール・クローデルにおける批評と外交の接点 ―「日本の伝統とフランスの伝統」をめぐって(学谷 亮)
【20-21世紀2-3】(司会:Hélène de Groote/笠間直穂子)
1. ピエール・メルテンスの小説におけるカフェ表象と「ベルジチュード」―『亡命地』と『王の平和』を中心に(山内瑛生)
2. 〈少年〉のエクリチュール―マリー・ンディアイ『豊かな未来について』をめぐって(今野安里紗)
■ワークショップ第1部(10:00〜12:00)
【ワークショップ1】「学習者の「なぜ?」に答える、「なぜ?」を引き出すーフランス語教員のための歴史文法」(コーディネーター:高名康文)
【ワークショップ2】「世紀末小説再考–––文学とその外部」(コーディネーター:合田陽祐)
■ワークショップ第2部(13:00〜15:00)
【ワークショップ3】「フランス・ルネサンス文学における五感の問題(コーディネータ:久保田剛史)
【ワークショップ4】「文学と歴史(学)の関係を問い直す」(コーディネーター:小倉孝誠)
【ワークショップ5】「分身–––その増殖のプロセス」(コーディネーター:阿尾安泰)
■総会・閉会式(15:15~16:55)