今年も残り少なくなりましたが、お元気にてお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
本日および今週末に日仏会館(東京恵比寿)で開催されます催しについてお知らせ申し上げます。
*2024年12月11日(水) 18:00〜20:00 601会議室
テーマ:「忠誠と愛国心の復活:21世紀の日本の教育と新保守主義」
講演者:アリーヌ・エニンジェ(オルレアン大学)
フランス語 (通訳付き)
アリーヌ・エニンジェ先生は、日仏女性研究学会の会員でおられ、今年の国際女性デーのシンポジウム「性と教育ー日仏比較の視点から」にズームにてご発表下さいましたので、ご存じの方もおられることと思います。
*202年12月14日(土) 13:00 - 17:30 日仏会館ホール
近代日本の歴史学とフランス――日仏会館から考える
【プログラム】
13:00-13:05 趣旨説明
13:05-13:35 高橋暁生「二人の箕作と近代日本における「フランス史」の黎明」
13:35-14:05 小田中直樹「火の翼、鉛の靴、そして主体性:高橋幸八郎と井上幸治の「フランス歴史学体験」」
14:05-14:15 休憩
14:15-14:45 高澤紀恵「ルゴフ・ショックから転回/曲がり角、その先へ——日仏会館から考える」
14:45-15:15 平野千果子「フランス領カリブ海世界から考える人種とジェンダー——マルティニックの作家マイヨット・カペシアを素材として」
15:15-15:30 休憩
15:30-15:45 コメント1 森村敏己
15:45-16:00 コメント2 戸邉秀明
16:10-17:30 質疑応答ならびに討論
平野千果子先生のマルティニックの女性作家マイヨット・カペシアに関するご発表もあります。
フランツ・ファノンがカペシアの作品『わたしはマルチニック女』には「乳白化 lactification」(自らの血統を白くしたいという 欲望)が描かれていると批判したことについても言及されるものと思われます。
身内に不幸があり直前のお知らせとなってしまい、大変恐縮です。
ご関心がおありの方は是非ご参加くださいますよう
取り急ぎ、皆さまとお会いできますことを楽しみにしております。