生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2024年12月10日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
恐れ多くも聖武天皇のお話です。ご存じ東大寺の建立は色々の説があり、その説の勉強はとても楽しものでもあります。藤原一族が藤原不比等、つまり藤原氏の権力の形成時代の奈良時代は歴史の中でも毒殺、殺戮、陰謀と物凄い歴史があり、読者の私は興奮さめやらずで、そのあたりの本を読みだすと、一日の時間が足りません。さて奈良京都の神社仏閣建立の原因に祟りを鎮める、良心の呵責を鎮める等、面白おかしく本に書かれていますが、私はお寺を造りたいと願っても不可能なので、ついついミサで神様に許しを乞います。さてとても大事な事なのですが大学病院に入院してくる患者さんの中に、その身体症状の大きな原因の中に「罪悪感」があります。普通、信仰上の問題として扱われますが、心理療法でも罪悪感は解消出来る場合もあるのです。かえって神仏の教えに過剰反応して病気になる事例があるのです。悪い事は悪いと認めると回復は早いのですが、ああでもない、こうでもない、と自分自身に言いわけしている内にノイローゼになったり長期間、家庭環境、地域環境で、未処理にしている事例では精神病になったりします。罪悪感はその人の生育史上の理想と現実のギャップから生まれますので、そのあたりをもう少し解説していきます。
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