生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2024年12月31日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
子供は親を選べません。親と子供の関係を観察していますと、子供は哀れな程に、親に気を使って生きています。銀行で列を作って並んでいる時、3-4才の坊やが赤ちゃんを抱いているお母さんに向かって「お母さん、僕の悪い所があったら反省するから、言って!」とぷりぷりして機嫌の悪い母親に懇願している風景を見た事があります。赤ちゃんのほうばかり見ている母親に甘えているのか、よくわかりませんでしたが、周囲の大人はそれらの一連の親子の会話を聴きながら、胸が痛むような顔をして、その坊やに同情していました。前後の事情はわかりませんが、その坊やの「悪いところがあれば、反省するから、教えてくれ」と言う言葉に私は胸がジーンとしてきます。さて、話は飛びますが、時々、嫌な環境に生きねばならない自分の運命を呪う大人の会話に触れる事がありますが、どうしたらいいのでしょうか?本人が乗り越えていく話ですが、生き甲斐の心理学ではどう対処しているのでしょう?この坊やは、その後、どんな人生を歩んでいるか不明ですが、子供時代のこのような体験の解釈いかんで、その後の嫌な環境を、どう乗り越えていくか、人生が決まるようです。

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