カップ酒捕物帳

カップ酒よりも旅の思い出(国内・海外)が主になってしもうたのぅ(^^;)

2019年10月 韓国の思い出 #12 -ソウル・反政権デモに遭遇す-

2020年06月08日 | 旅行 海外

反政権デモに遭遇す/ソウル
南大門(崇礼門)へ行こうと地下鉄・市庁駅で下車。地上へ出てみると、凄い人の数だ。
うわー、何事!? あー、デモか!
そういえば、祝日には大規模なデモがあるとかないとか、そんなネット情報があったっけ。
今日だったんだ・・・。


黄色の垂れ幕には「チョグク(法相の人)を拘束しろ」と書いてあるのかな?


ムンジェイン ティ、テェジン・・・? たぶん退陣って意味なんだろう。
つまり、このデモは「反政権デモ」ってことか。
おいおい、まさか戦車や装甲車が待機してるんじゃねぇだろうな!?
中国の天安門事件みたいなのは御免だぜ。
辺りを見回すと、あるのは警察の警備車両だけ。警備してるのは警察であって、軍ではない。
良かった、実弾やゴム弾が飛んでくることはなさそうだ。
しかし、アツくなった民衆が暴れ出して光州事件みたいに発展し、軍出動ってこともないとは言えないよな。
最悪の事態を想定しろ、ここは日本ではない。油断は禁物だ。


アメリカ国旗はわかるけど、なぜイスラエルの国旗が?


疑問に思いながら遠くで見ていると、デモ主催者がマイクで「ハレルヤー!」と挨拶。
キリスト系?団体のデモ集会と思われる。
言葉も分からんし、いつまで見てても仕方がないので、南大門へ向かうと・・・。


さっきとは別のデモ隊だろうか、またしても凄い人の数。
軍歌っぽい曲をBGMに、戦車や戦闘機のビデオが巨大モニターに流れている。
なんか勇ましいぞ!


このデモ隊は?とアドバルーンを見ると、パククネ前大統領のイラストが。
退役軍人のおっちゃんらもいるし、このデモは親米・対北強硬派なんだなと納得。






こっちのデモ隊は凄ぇな!なんて思ってると、いきなりムード歌謡っぽいのが流れて来た。
えっ!?と思って舞台を見た。サックスを演奏するおばちゃん達の姿。
笑っちゃった。ママさん演奏発表会かよ。


まぁ、デモ参加者の年齢層を見れば、この音楽のチョイスは間違ってません。
厭きさせないように「箸休め」みたいなものは必要です、何事も。
でもどうせなら「李博士(イ・パクサ)」を招いて、ポンチャックを流せばいいのに(笑)
あの軽快なテクノ・ビートにデモ参加者全員が踊り念仏の体で踊り始め、つられてオイラも踊ってしまう。
そんな画を想像したら、また笑いそうになってうつむいてしまった。バカか、オイラ。
南大門を観に来たのだが、面白い物を見させてもらったな。

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