カップ酒捕物帳

カップ酒よりも旅の思い出(国内・海外)が主になってしもうたのぅ(^^;)

2021年7月 青森の思い出 #13 -むつ・霊場恐山-

2022年04月24日 | 旅行 国内

霊場恐山/むつ市
死者の魂が集まるという霊場恐山。
一度訪れてみたかったが、ついに叶いました。入山料は500円。


平日、しかも観光客減の今とあって、訪れる人は少ない。
硫黄臭がしますね。
風もあるし、雰囲気に飲まれたのかな?少しひんやりした気がします。


おさい銭も火山性ガスの影響で腐食している。


恐山でイメージするのは「イタコ(口寄せ)」、そしてこの「かざぐるま」でしょうか。
カラカラカタカタと、音を響かせながら勢いよく回っていました。


【地蔵殿】






文明科学の発展した今日では科学的に解明される事象も
そうでない時代はこの荒涼とした景色や硫黄の臭い、風の音など、
五感が捉える異様な雰囲気に畏怖の念を抱くことが多かっただろうな。


遠くに宇曽利山湖が見える。
綺麗な水の色だ。




ところどころにガスの噴出口がある。






オイラはどの地獄に堕ちるのかな(^^;)


湖のそばにやって来ました。「極楽浜」と呼ばれる場所です。
南洋の海でもないのにこの色の美しさ。


でもこの美しさが、かえって不気味さも感じさせる。
あぁ、ついに極楽浄土に着いたぞと感激して近づくと、
実はこの景色はデコイと言うか幻覚で、
おびき寄せられ近寄った途端に景色が一変し、待ち構えた悪霊に飲み込まれてしまうとか。


美しい景色ではあるが、どことなく寂しげな雰囲気だ。


【大震災供養塔】
東日本大震災被害者のご冥福をお祈りする供養塔です。


この手形が付いたデザイン、あまり好きじゃないな。
手形に手を合わせ念じる、ということなんだろうけど、
この世に未練を残し、成仏できずにしがみついてる感じがする・・・。




敷地内には温泉場があるので、
どんなもんか中に入ってみます。


あー、いいですね(^^)


温泉入浴に興味のないオイラですが、
入ってみようかと思うぐらい良い雰囲気です。
でもタオルは持ってきてないし、入浴時間の短さも考慮して止めました。


手首だけでもと、右手だけ浸かって温泉気分。




こちらは女湯。


ごつごつした岩肌や宇曽利山湖の美しさ、独特な雰囲気が印象的でした。
訪れることが出来てよかったです。

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