
朝日鷹を求めて 雪の大石田を行く/大石田町
カップ酒のストックはあるが、年末年始に呑む酒でも買いに行くか。
どうせ、遠出するならばと、以下の条件を考えた。
1.雪を見たい、踏みしめたい
2.一足早い年越しそばを喰いたい
そして、以前から気になってる酒がある。それが高木酒造(山形)の「朝日鷹」。
「十四代」が全国向けなら、「朝日鷹」は地元向け。
十四代に興味はないが、この銘柄には興味津々。
気象庁のHPで積雪量を確認すると、大石田近くの「尾花沢」は期待通りの積雪量だ。
ならば、そばも旨い山形の大石田へ行くしかない!

そんなわけで、大石田駅にやって来ました。いい具合に雪が積もっています。
だんご喰って、郵便局で風景印をゲットして、スーパーへ向かう。

確かに「雪を見たい、踏みしめたい」とは言ったが、「吹雪いて欲しい」とは言ってない。
何度も心が折れそうになったが、店の近くまで来たぞ。もうすぐだ!

さぁ、到着だ。しかし、最悪の結末は「売ってない」というパターン。
酒コーナーに向かう。うっ! な、ない!?
うわー、勘弁してくれと思ったが、棚のエンド部にプラケースで積まれてた。
だが、一升瓶。辺りを探すが、目当ての4合瓶はない。
どうする一升瓶・・・。悩んだが、肚を決めた。背負って帰るぞ!!
特別本醸造と生貯蔵酒の2種類があった。価格は同じ、税込み2036円。
口当たりの良い生貯蔵酒にする。

大石田駅へ向かう帰り道。雪は止む気配がない。
背中は重いが、気持ちは軽い。現金なヤツだ。
駅併設の蕎麦屋で板そばを喰う。

大石田を離れる段になったら、晴れてきた orz

山形駅を発つ仙山線の車内にて。
さ、オジサンと一緒に仙台に行こうね(笑)
芳醇で旨口の酒はオイラの好み。
生貯蔵酒のフレッシュな口当たり、1合当たり200円ちょっとのパフォーマンスの良さ。
飲みながら、いい酒だなとしみじみ思う。
こんな酒が身近にあるなんて、地元の方が羨ましい。というか妬ましい(笑)
今年(2016年)の年末は朝日鷹4合瓶を探しに、村山・大石田周辺を歩いてみようか。