木ねじと呼ばれるネジです 十字穴付きの皿頭のねじで木材専用です。
締め込むときに木材の木割れを防ぐため ねじピッチが粗くなっています
内折れ・外折れ金具に表示がしてある 穴経4.5 適正ネジ3.1等の表記は
金具の穴経は4.5ミリですが 皿が切ってある金具の中に皿頭がピッタリと
収まり 金具と一体の面になるには ネジが3.1 をお選び下さいと言うことです
木ねじの場合 相手方が木なので異物であるネジを押し戻そうという性質があります
ネジが浮いて出てくる現象です 木材の特徴性質だとも言えます
★木ねじの形状である、木ねじはどうしてネジが全部ないの?の説明です
木ねじの首下にネジタップが切っていないのは 木が締め付けても栓の役目を
果たして抜けにくくなる為の工夫です 上部と下の形状が違うのでネジタップに
沿ってネジを回転させて浮き上がる現象を上からの栓の機能が押さえます
構造上の特徴としては、首下のネジが切っていない部分があることにより
初期のガタつきが生じなく破壊に至るまでの粘りが大きく、急激な破壊が生じない。
つまり首下のねじが切っていない部分の太さ(径)は せん断耐力に関係し
首下のねじが切っていない長さは引っぱり耐力に関係する 構造だと言うことです
(金具やネジ留めの相手方に傷をつけない工夫でもあるようです)
ネジが切っていない部分があることにより締め付ける・押さえつける力を発揮します
施工面では、これといった品質管理や熟練を必要としないことが特徴です。
●コーススレッドなどの電動工具で締めるネジは首下までネジタップが切ってあるものが
ありますが頭部分がフレキやラッパで(抜け防止の溝・スリットが入っている物もあります)
自分で皿を切りながら木材に食い込み押さえつける事により木材からの浮き上がりを
押さえつける構造となっております 電動工具のトルクの力を必要するネジです
■せん断耐力・引っぱり耐力を考慮した締め付け重視の首下にネジが切っていない
部分を持っている(半ねじ) コーススレッドの種類もありますので
目的に応じて全ねじタイプか半ねじタイプかをお選び下さいませ
木ねじはドライバーでの手作業の締め込みがほとんどの為に
ネジの十字穴付きの大きさにより ドライバー1~3番までを適切に選んで
締めてください 合っていないドライバーで締めると 頭を潰してしまいます
2.1~2.7 は 1番のドライバー
3.1~4.5 は 2番のドライバー
5.1~5.8 は 3番のドライバー
写真は 八幡ねじの木ねじ
材質は鉄でユニクロメッキ 集成材・木口などには下穴をあけてからご使用下さい
誰でもお世話になっている木ねじにスポットをあててみました!
簡単に自分でできるDIY ホームセンターのねじ・釘・金物の代表商品でした
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